レギュラーシーズンを終え、石川遼は下部ツアー選手との入れ替え戦に臨むことが決まった
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「失うものはない」石川遼 生き残りかけ入れ替え戦へ

◇米国男子◇ウィンダム選手権 最終日(20日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70) 2016-17年シーズンのレギュラーツアー最終戦を石川遼は42位で終えた。33位タイから出て1バーディ、1ボギーの「70」とスコアを伸ばせず、通算7アンダーのまま。今季のフェデックスカップポイントランキングを175位で終え、上位125人に付与される来季のフルシードを確保できなかった。来季の出場権は、2週後に始まる全4試合の入れ替え戦(ウェブドットコムツアーファイナルズ)に委ねられた。 昨季を腰の故障で途中離脱し、公傷制度を利用して復帰した今シーズン。石川は出場20試合目、最後の18ホールを静かに終えた。スコアが動いたのは2オンからバーディを決めた5番(パー5)と、左ラフからの第2打をグリーン奥にこぼしてボギーとした10番だけ。 パット数は前日の24から31に増えたが、「きょうが一番スイングにキレがなかった」という。14番で1Wショットが右に大きく飛び出し、15番(パー5)も2打目を右に曲げた。「同じようなミスをしたのが、すごく悔しい。(最終日にかけて)良くなっていくようにしないといけないのに」と、ロースコアを逃した原因をショットの思い切りのなさに求めた。 シーズン最初の出場試合だった昨年10月「CIMBクラシック」で10位に入ったが、成績は下降線をたどった。予選通過は今大会を含めて8試合。出場権をかけ、「ネーションワイド チルドレンズホスピタル選手権」で始まる入れ替え戦に出場する。ポイントランク126位から200位までの選手と、下部ウェブドットコムツアー賞金ランク上位75人らが参戦。全4試合の獲得賞金で、来シーズンの出場優先順位が決まる。石川には下部ツアーの賞金ランク25位までの選手を除いた、上位25位に入ることが求められる。 石川は2013年に同シリーズに参戦し、ランク13位で出場資格をつないだ経験があるが、「何かを守ろうという気持ちは今はない。4年前とはそれが全く違う。今は勝ってやろうという気持ち」と当時の心境との違いを語る。「やっぱりここ(PGAツアー)で勝つという目標、夢がある。自分の腕を磨く環境としては世界一だと思う。苦しい経験も多いですけど、自分の居場所が分かって、これをもっと上げたいモチベーションがある」 緊張感に満ちた1カ月が、これから待っている。その直前に今週、6試合続いた予選落ちをストップさせ、4日間プレーしたことはプラス材料にはなるはず。「来年もここにいられるように。4試合は攻めの気持ちでやっていく。実力が100%出るし、それを受け止める覚悟もできている。入れ替え戦に行ってダメだったら、また立て直す、やり直す、という気持ちです」。本来の怖いもの知らずの姿勢で、生き残りをかけたシリーズに臨む。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一) 8月31日―9月3日/ネーションワイドチルドレンズホスピタル選手権(オハイオ州) 9月14―17日/アルバートソンズ・ボイジーオープン(アイダホ州) 9月21―24日/第3戦・DAP選手権(オハイオ州) 9月28日―10月1日/ウェブドットコムツアー選手権(フロリダ州)

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