市川華菜について

名前 市川華菜
生年月日 1991年1月14日
日本
出身 愛知県豊田市
プロフィール 中学時代に陸上をはじめ、岡崎城西高校時代には高校総体で女子100mで7位入賞。同大会の200mで4位に入る活躍を見せた。

中京大学に進学すると、第93回日本陸上競技選手権大会において女子200mで決勝進出(決勝8位)。10年には世界ジュニア陸上競技選手権大会の日本代表に選ばれ、女子200mで日本人初となる決勝進出を果たした(決勝8位)。

12年のロンドン五輪では女子4×100mリレーに出場し、予選敗退。13年にミズノへ入社し競技活動を続行中。164センチ、49キロ。

類まれなスピードで高校総体へ出場

今でこそ美女スプリンターと称される市川華菜ですが、彼女が陸上競技を始めたのは中学時代とやや遅め。しかし、もともと走ればクラスでも上位に食い込むほどの足の速さを誇っていただけに、すぐに頭角を現していきました。

市川は高校進学後も陸上部を選択。主に短距離走で市川は活躍し、高校3年時には高校総体に出場して100mで7位、200mで4位に入る実績を残しました。愛知県内では注目されるスプリンターとなりました。

しかし、この頃の市川は陸上に対する思い入れはさほどなかったと振り返っています。この頃の市川にとっての陸上競技は「ダイエットを兼ねての部活」という認識で、インターハイ優勝やその後の進路にさほど陸上は重要でなかったとしています。

中京大学進学で、陸上選手として成長

高校を卒業した09年、市川華菜は中京大学へ進学。ここでも陸上部に進む市川ですが、この選択が彼女の運命を変えました。

中京大学の陸上部コーチは青戸慎司。熱心な指導によって市川は陸上を続けることを決意し、青戸もまた、市川の才能を感じるようになります。そうして二人三脚の指導によって市川は急成長を遂げていきました。

市川の最初のタイトルとなったのは第93回日本陸上競技選手権大会。市川は女子200mに出場すると、並みいる選手をごぼう抜きにして、決勝へ進出。その決勝では8位でしたが、見事にその実力を誇示しました。

翌2010年、市川は前年の活躍から世界ジュニア陸上競技選手権大会の日本代表に選出されます。そして女子200mで市川は日本人初となる決勝進出を果たしました。

さらに11年、市川は4月の織田幹雄記念国際陸上競技大会で女子100mで自己ベストとなる11秒28を記録。追い風の中での走破タイムだけに参考記録となりましたが、それでも絶好調なことには変わりません。続くIAAFワールドチャレンジミーティングスで女子400mリレーにおいて、日本Aチーム(他に北風沙織・高橋萌木子・福島千里)の4走目を務め、43秒39の日本新記録を樹立しました。

この年はさらに6月の第95回日本選手権に出場し、女子100m・200mで共に福島に次ぐ2位に入り、同年のアジア選手権日本代表に選ばれました。

ロンドン五輪に出場。美女スプリンターとして有名に

市川華菜が大学4年生になった2012年、陸上競技でも欠かせないロンドンオリンピックが開催される年を迎えました。前年で自己ベストを出した織田記念で100m6位、静岡国際で200m4位と着実に仕上げていました。

この静岡国際で市川は4×100mリレーに出場して見事に優勝。43秒79は大会記録となりました。さらにゴールデングランプリ川崎でも4×100mリレーに出た市川はまたも優勝と絶好調のまま、ロンドンオリンピックに臨みました。

迎えたロンドンオリンピック。市川は女子4×100mリレーに出場し、土井杏南、福島千里、佐野夢加とともに予選に臨みましたが、記録は44秒25で8位。残念ながら決勝へは進めませんでした。

オリンピックこそ残念な成績に終わりましたが、メディアへの露出が増えたことが市川への注目を集めました。もともと美人として知られていた市川ですが、大会終了後から市川は「美女スプリンター」として注目されるようになりました。記録更新の面でも注目された市川はいつしかスター選手へとなっていきました。

福島千里を破って大会初優勝!

美女スプリンターと称されることが増えた市川華菜。凱旋となった日本インカレですが、ここで市川は大活躍。100m、200m、さらに4×100mリレーの3部門で優勝という大活躍を見せました。

翌13年、市川は中京大学を卒業し、ミズノへ入社。社会人スプリンターとなった市川は引き続き選手として活躍。織田記念2位、静岡国際決勝進出、東アジア大会で4×100mリレーで2位と前年と変わらぬ活躍を見せました。その後も主要大会では好成績を残していましたが、17年6月に行われた世界選手権代表選考会兼第101回日本陸上競技選手権で市川は快挙を成し遂げました。

この大会の女子100mに出場した市川は当時7連覇中だった福島千里と対戦しました。この福島に競り勝った市川は見事に優勝。この時のタイムは11秒52のタイムを記録しました。

現在でも市川はトップスプリンターとして活躍、2020年の東京オリンピックでも期待される存在になりました。

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