スポーツビジネス
-
サッカー
7部リーグ相当のクラブでプロ契約も! 日本でセミプロクラブやセミプロ選手が増えた背景とは
1993年の開幕から今年で30周年を迎えたJリーグ。開幕当初は、オリジナル10と呼ばれる10クラブでスタートした。その後、1999年にJ2リーグ、そして2014年にはJ3リーグが設立された。30周年記念となる2023シーズンはJ1からJ3まで、合わせて60クラブが参入。その数は開幕当初と比較すると30年間で6倍となった。また、今シーズンから奈良クラブがJ3に新規参入。現在41都道府県にJリーグクラブが存在する。まだJリーグクラブのない県は福井、滋賀、三重、和歌山、島根、高知の6県となっている。そして、これらの6県全てにJリーグ参入を目指すクラブが存在する。なお、4部リーグに相当する日本フットボールリーグ(JFL)以下のカテゴリに属し、Jリーグ参入を目指すクラブは全国で100以上にものぼるという。
-
陸上
トラックに熱狂を!Onと横田真人が描く「陸上競技場の景色を変える」挑戦
スイスのスポーツブランド「On(オン)」(以下On)は、合同会社TWOLAPSが運営する「今年、一番強い中距離走者を決める大会: TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT」(以下、MDC)との2023年度のパートナーシップ契約を締結。また、MDCを運営するトップコーチングチーム TWOLAPSの代表であり、男子800m元日本記録保持者・横田真人氏がオン・ジャパンのアスリートストラテジー アドバイザーに就任することを発表した。
-
サッカー
「史上最高のW杯」は事実だったのか?現地記者が見たカタールの“リアルな運営力”
初の中東開催となったカタールW杯は、主将・メッシが率いるアルゼンチンが決勝でフランスに劇的な勝利を収め、マラドーナを擁した1986年メキシコ大会以来、36年ぶり3度目の優勝を飾った。W杯史上に残る決勝戦があり、FIFAのインファンティーノ会長による「史上最高」という総括もあった今大会。これまでカタールは大規模なスポーツイベントを開催したことがなく、運営力を不安視する声もあったが、実際はどうだったのか。約1カ月間ドーハに滞在した記者がカタールW杯取材の裏側を紹介する。
-
サッカー
中東初開催のW杯! ついに開幕を迎えたカタール大会を現地レポート
1930年から始まったW杯の長い歴史の中で、初めて中東で開催されるカタール大会。日本時間20日深夜に開幕戦を迎えた今大会は、中東での初開催ということもあり、様々な場面で期待と不安が入り混じる状況を迎えている。人口約290万人(そのうちの9割が移民)、面積が秋田県より狭い小さな国には今、世界中のサポーターたちが続々と集まっている。人権、LGBTQ+(性的マイノリティー)、移民問題で強い批判を浴びながらの開催だが、今のところ目につくのは盛り上がっている様子がほとんど。取材記者による現地の最新情報をお届けする。
-
サッカー
【丹羽大輝コラム】Vol.14「こんな機会があったらいいな」自分たちの想いをまっすぐに現役選手が本気で伝えるガチンコ真剣サッカー教室
日本代表にも選出されたこともある、日本を代表するディフェンダーの丹羽大輝選手。 Jリーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京など数多くの強豪クラブを渡り歩き、今はスペインのセスタオリーベルクラブに所属。 ピッチ外でも、復興支援活動や、ファン、サポーターの方との文通など、精力的にサッカー選手の価値を高める活動をしている。 そんな彼が、Vol.14では、オフ期間に行ったサッカー教室やトークショー、そして今シーズンの意気込みを語ってくれた。
-
Jリーグ
浦和サポーター間でも物議を醸した横断幕。その真意と今後の日本サッカー界における観戦スタイルとは
8月10日に埼玉スタジアムで行われたルヴァンカップ・浦和レッズ対名古屋グランパスで、浦和のホームゲームとして約2年8カ月ぶりに「声出し応援」が実施された。Jリーグが定める「声出し応援運営検証試合」として声出し可能となったゴール裏には、浦和側に約7000席、名古屋側に約1000席が用意され、浦和側は完売。試合は浦和が3-0で勝利した。
-
野球
ストレートとフォークだけで完全試合なんてできるのか? 実は完全試合を達成したことがある!?五十嵐亮太に聞いてみた。
4月10日にホームのZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス・バファローズ戦で、日本プロ野球では28年ぶりの完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希。史上最年少となる20歳5カ月での偉業について、ルーキーイヤーに参考記録ながら完全試合を記録したある元投手に筆者はインタビューをした。
-
サッカー
逆境を乗り越えてつかんだ悲願のW杯出場、アジアでの203日間を振り返る
サッカー日本代表は3月24日、W杯アジア最終予選オーストラリア戦に勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。序盤は1勝2敗と窮地に立たされたが、最後は6連勝。9試合目で決着がついた。激動の203日間をハイライトで振り返りたい。
-
サッカー
逆風の中で掴んだ価値ある連勝。日本サッカーの成長に関わる放映権問題の終点はいかに。
1月27日のアジア最終予選・中国戦を2―0で勝利すると、2月1日にはグループ首位のサウジアラビアにも2―0で勝利。プレーオフを経ずに無条件で本大会に出場できる2位を維持した上に、3位のオーストラリアとの勝ち点差は1から3に拡大した。次戦の3月24日敵地オーストラリア戦にも7大会連続のW杯出場が決まる、「王手」の状況となった。
-
Jリーグ
豪華講師陣を揃える『ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー』 受講生との共創プロジェクトで新たな価値の創造に挑戦!
1993年に開幕したJリーグは2022シーズンで節目となる30年目を迎える。設立時から同リーグに参入する10クラブ、オリジナル10の1つであるガンバ大阪は昨年10月にクラブ創立30周年を迎えた。その記念すべき年にクラブ史上初のビジネスアカデミーとなる『ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー(以下、GBA)』を設立。同クラブOBで現在はサッカー解説者として活動する播戸竜二氏や、元Jリーグ理事の米田惠美氏などが講師に名を連ねている。そんなGBAはどんなビジョンや特徴を持っているのだろうか。2期目を迎えようとしている今だからこそ、ガンバ大阪の経営企画担当や受講生へのインタビューともに、その魅力をお届けする。
-
野球
“集客”から“IT”へー。横浜DeNAベイスターズが見据えるコロナ禍打破の戦略とは
プロ野球・横浜DeNAベイスターズ(以下ベイスターズ)が、コロナ禍の中で新たなスポーツビジネスの“未来”を切り開くべく積極的な動きを見せている。2011年12月のディー・エヌ・エーの球界参入から早10年。さまざまな新機軸を打ち出し、野球界にスポーツビジネスを持ち込んだ球団の“今”を探る。
-
野球
甲子園での神整備は事業の一部 スペシャリスト軍団・阪神園芸の正体とは<2021年間ベスト10>
2021年、VICTORYで反響の大きかった記事ベスト10を発表。スポーツを様々な角度から捉えるハイエンド読者が興味をもったテーマ、第4位はこちら!「甲子園での神整備は事業の一部 スペシャリスト軍団・阪神園芸の正体とは」(初公開日2021年8月25日 ※情報はすべて掲載時のものです。)
-
Jリーグ
ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「お客さんが少ないので、練習試合ですか?と聞かれたこともあった」<2021年間ベスト10>
2021年、VICTORYで反響の大きかった記事ベスト10を発表。スポーツを様々な角度から捉えるハイエンド読者が興味をもったテーマ、第5位はこちら!『ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「お客さんが少ないので、練習試合ですか?と聞かれたこともあった」』(初公開日2021年10月8日 ※情報はすべて掲載時のものです。)
-
サッカー
日本がW杯予選の埼スタ開催にこだわる理由 ~ジーコ監督で始まった“聖地信仰”とは
サッカー日本代表が来年1~3月に臨むW杯カタール大会アジア最終予選のホーム残り3試合が埼玉スタジアムで行われる見通しとなった。東京五輪の会場にもなった埼玉スタジアムは当初、12月から来年4月まで大規模な芝の張り替えなど改修工事を予定し、W杯予選で使用できない可能性が浮上していた。しかし、日本サッカー協会・田嶋幸三会長は10月27日に使用を求める要望書を提出。同30日に埼玉県から協力する旨の回答を受け、無事に本大会出場が懸かる重要な試合を“聖地”で開催できることが事実上決まった。
-
サッカー
修学旅行や遠足、いずれはプロレスや将棋のタイトル戦まで?! 無限の可能性を秘めた「パナソニックスタジアム吹田」
2015年9月30日に吹田市立サッカースタジアム(現 パナソニックスタジアム吹田、以下パナスタ)が竣工して6年。試合の臨場感を日本一感じることができるサッカー専用スタジアムとして、リーグ戦だけでなく代表戦でも活用されるようになり、ガンバ大阪がクラブ創設30周年を迎える中、その価値がより高まってきた。一方で、オンザピッチ以外の収益、いわゆるノンフットボールビジネスにフォーカスされることはあまりなかった。サッカー専用スタジアムが増えつつある中、建設したからこそ得ることが出来た競技面以外での効果などを、ガンバ大阪管理部施設運営課主任の唐津昌美さん(50)にインタビューした。(聞き手・サンケイスポーツ2001-06年ガンバ大阪担当記者・大澤謙一郎)
-
Jリーグ
ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「パナスタをサッカースタジアムとしてだけでなく、地元の人たちの聖地にしていきたい」
>ファンと同じ経路でスタジアムにきて、試合が終わると、スタジアムに着くバスを待ってサポーターと一緒に帰った。 本当にこれが出来てない関係者が多いです。タクシーを使うのなら「スタジアム視察」名目で出張しないで欲しいですね。 -
Jリーグ
ガンバ大阪勤続歴30年。裏方としてクラブを支え続ける男のこれまでとこれから 「初優勝の時は、ホームタウンの居酒屋で迎えました(笑)」
2021年10月でクラブ創立30周年を迎えた関西の雄・ガンバ大阪。リーグ優勝2回、シーズン3冠、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での優勝など、獲得したタイトルを示すユニホームの星の数は9個。切れ目なく育成組織から日本代表選手を輩出し、東京五輪2020では、GK谷晃生、FW堂安律、FW林大地らが活躍した。一方で、Jリーグ発足当初はお荷物クラブと揶揄され、J2降格も経験するなど、必ずしも順風満帆な30年間ではなかった。波乱万丈の歴史の中、創設時からクラブに携わっているスタッフがいることをご存知だろうか? 苦楽とともに歩んできた伊藤慎次営業部長(54)にこの30年間を振り返ってもらい、初優勝の裏話などを語ってもらった。(大澤謙一郎、サンケイスポーツ2001-06年ガンバ大阪担当記者)
-
サッカー
Jリーグクラブにおけるスポンサーメリットとは?
プロサッカークラブの主な収入源はチケット(入場料)、スポンサー、放映権、マーチャンダイジングの4つだ。中でもスポンサーはプロサッカークラブにとって必要不可欠であり、スポンサー収入がクラブ経営を支えているといっても過言ではないだろう。Jリーグクラブの場合、多くのクラブにおいて、全体の収入の50%近くがスポンサーからとなっている現状がある。
1 Comment