サッカー
サッカーに関する記事を一覧できるページです。VICTORY [ビクトリー]では、国内サッカーであるJリーグや欧州リーグなどの海外サッカーの最新ニュースや旬な話題も取り上げています。
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サッカー
W杯直前の監督交代は成功するのか、過去の傾向を読み解く
「1%でもベスト16に入れる可能性を高める」という田嶋会長の説明はなかなかに強固で、「ハリルホジッチ監督のままであったならば確率は0%であると私が判断した」と言い張られたら、結果がどうなろうが監督交代は成功(※0%が1%になった論)ということで押し切れるいい筋立てとなっております。 そしてハリルホジッチ監督は非アジアのワールドカップ出場国から勝点をとったのは就任初戦のチュニジア戦勝利が唯一であり、それから3年経ってあのマリ戦・ウクライナ戦ということを考えると「確率0%だと思った」ことの妥当性はまぁまぁ言い張れるところです。さらにそこにコミュニケーションの問題があったとなれば、「これはもう間違いなく0%だなと思った」ということで押し切れるくらいの話なのです。 なので、どういう結果が出ても田嶋会長判断としては「監督交代は妥当であり成功」というふうに言い張れると、弁護団としては考えておる次第であります。 -
サッカー
ハリル解任。JFAが捨てたのは、コアファンの信頼である
「萎えた」「さめた」の声が多く見られるというが、同様に「解任 賛成」などのワードで検索すればたくさんのそうした声が見つかる。自分のまわりにいる、自分と似た考えの人の、自分が聴きたい声をピックアップしているに過ぎないのではないか。少なくとも「有意に多い」と断言できるような調査方法ではない。(※なお、僕自身もサッカー日本代表に対して何らかの発言を行なうクチであるが、「解任も仕方なし」と考える僕の意見は意図的に排除されているのだろうか。そんな意見は受け入れたくないし、愚か者の戯言として聞く気もないということか) また、記事中に視聴率の記載があるが「ハリルホジッチ監督の最高傑作と目される2017年8月31日のオーストラリア戦(19時30分~)」の視聴率は、ビデオリサーチ社の調べで「平均24.2%(関東地区)」である。(※記事のように瞬間最高視聴率のみをあげるのはミスリードであり、数字の扱いに問題がある) ここで過去のワールドカップ出場決定試合の地上波中継視聴率を、ビデオリサーチ社調べの関東地区の数字から見ていく。 ●2014年大会 2013年6月4日の日本VSオーストラリア戦(19時30分~) 平均視聴率38.6%、瞬間最高視聴率46.3% ●2010年大会 2009年6月6日の日本VSウズベキスタン戦(22時54分~) 平均視聴率24.4%、瞬間最高視聴率29.1% ●2006年大会 2005年6月8日の日本VS北朝鮮戦(19時22分~) 平均視聴率43.4%、瞬間最高視聴率58.0% ●2002年大会 ※開催国につき予選ナシ ●1998年大会 1997年11月16日の日本VSイラン戦(21時50分~) 平均視聴率47.9% (※瞬間最高視聴率調べられず) 一般に、出場決定試合の視聴率というのは出場権が決まる試合終了付近が高くなるもの。その意味では深夜1時をまわろうかという時間の決着になる、2010年大会は瞬間最高視聴率という面では不利であるにもかかわらず、平均視聴率では2018年大会を上回っている。ハリルホジッチ監督とともに戦った日本代表は、この20年でもっとも「世間からの関心が低い」代表という可能性が高いわけだ。あの不人気で知られる岡田ジャパンよりも、である。 衛星放送での観戦や、スポーツバーでの観戦などライフスタイルの変化がもたらしたものではないかという意見も当然出るだろうが、平昌五輪の男子フィギュアスケートの地上波中継が、ビデオリサーチ社調べで関東地区の平均視聴率33.9%、瞬間最高視聴率46.0%だったことを考えると、本当に注目されているイベントならば現代のライフスタイルにおいてもそのぐらいの数字は出ないといけないように思う。コアファンなる者が萎える以前に、世間の関心は少しずつ離れてしまっていると考えるべきだろう。 そうした状況のなかで、たかが監督の交代で「萎えた」り「さめた」りする人が本当に「コアファン」なる存在なのだろうかと、強く疑問に思う。かの野比のび太氏は「ほんとのファンなら落ち目の時にこそおうえんしなくちゃ」と言ったが、今この逆境にあって、萎えたりさめたりしている人はきっと本当のファンではないのだろう。もう自分が熱くなれないように感じている人は、そもそも燃えてなどいなかったのだろう。 そういう人は一体何を応援しているのだろうか? 苦言を呈するのはそれぞれの意見だが、この程度のことで萎えたりさめたりするのはニセモノだと思う。 欧州・南米の長い歴史を追いかけて100年先まで頑張っていこうという意志があるのなら、こんなところで萎えたりさめたりできるはずがない。7 Comments
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サッカー
西野朗新監督、サッカーIQの高い選手を好み2つの顔を持つ指揮官
代表チームの監督人事について、これだけ話題にされ、協会や監督の批判・擁護・分析がなされる点については、プロ野球以上のように感じます。 ここからまた新たなサッカーが見られるのはとても楽しみです。 大きな決断が、良い方向に向かうように願ってます。4 Comments
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Jリーグ
絶好調・J1広島の森脇事業開発担当部長に訊く「広島のアジア戦略」
単なるマーケティング戦略だけで外国籍選手を補強しても、クラブビジネスの観点で言えば短期的な試みに過ぎません。ティーラシンが広島の戦力として充分計算できる事、そして強化部、事業部をはじめクラブ全体でサポートする体制が出来ていることで、様々なビジネスチャンスが広がっていくように思います。4 Comments
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スポーツBiz
沖縄のキャンプ誘致戦略とは? 関係者に訊くスポーツツーリズムの目指す姿
プロ野球のキャンプ誘致にとどまらず、ツールドおきなわ、琉球キングスをはじめ、沖縄のスポーツによる地域振興策は注目しています。切り札は、沖縄でのウィンターリーグ!NPB若手選手を中心に、独立リーグ、アマ選手、ご当地選手を4球団程度に振り分けてリーグ戦、決勝は正月!ツーリズムだけでなく、メディア価値も高いイベントになるはず、という話。10年くらい前から、構想および実現に向けた動きが何回かありましたが、具現化には至っていませんね〜6 Comments
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オールスポーツ
ブラインドサッカーには、我々が忘れかけていたサッカーの魅力に満ちている
私が初めてブラインドサッカーを観たのは06年にここブエノスアイレスで世界選手権が開催された時でしたが、井上さんが書かれておられるとおり、ゴールをマークするためにまさに純粋にボールを追い、奪い合う世界に私も魅了されました。あの大会では日本代表チームがアルゼンチンまでの遠征費を寄付で募ったという話を覚えています。あれから12年の時を経て、日本で開催された大会が活気に満ちていたこと、そしてアルゼンチン大会で敗退が決まった際ピッチを叩いて悔しがっていた黒田選手が今もエースとして活躍されていることを拝読し、とても感慨深いです。3 Comments
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サッカー
ブラジルは「1-7の亡霊」を払拭したか? ドイツ戦“4つの目的”を検証する
戦いの意味・目的を明確にし、準備と対策をしっかり講じて試合に望み、その通りに結果をだす指導者は凄いと思います。次回はほとんどブラジル一筋のチッチ監督の戦術面での評価、概説をお願いします。3 Comments
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サッカー
妄想スポーツショー 第40回 ブルーなしの白ユニで の巻
4コマ漫画「妄想スポーツショー」、更新しました。マリ戦の感想を語るネタです。2 Comments
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Jリーグ
Jリーグは、「理想のお客さん像」の再定義が必要ではないか? レジー×笹生対談
どの世界でもマニアは小さなコミュニティでヒエラルキーを作りたがりますが、それでは商売する側はジリ貧になりがちです。よって様々なサポーターの形があっていいと発信すべきという考えに賛成です。だからこそ「理想のサポーター像はこれだ!」いうものを提示しづらいというジレンマはありますが。 標準サポーター像としては若いうちはゴール裏、家庭を持ったら家族でバックスタンド、子育て終わって余裕が出来たらメインスタンドの高い席みたいなきれいなライフサイクルになるといいと思うのですが現実はなかなか難しいですね。屋根のないアクセスの悪いスタジアムだと声出し派のマニアぐらいしか残っていなかったり…。 しかしこれからJリーグに参入しようとする新規クラブはまずはライト層がストレスなく快適に過ごせるスタジアムを用意しないといけないという当たり前のことに気づいているようなので、スタジアムライセンスの最低限を狙って整備しているような認識の甘いクラブは淘汰されていくことでしょう。10 Comments
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サッカー
ハリルホジッチは、世界王者をどう追い詰めたのか? 2014年W杯を振り返る
今日いきなり届いたハリルホジッチ監督解任の一報。この記事に書かれているような相手に合わせた戦術を構築する前段階での解任。会長の説明聞くと結局は選手との信頼関係だったようだ。この記事中に出てくるようなハリルホジッチ監督の本当に良い表情はオーストラリア戦でW杯出場を決めた時だけだったかもしれない。解任会見で気になったというか違和感覚えたのは、今回の人事を「新しい監督は内部昇格しかない」と表現したこと。監督を決める技術委員は大きい意味では当然サポートもするし、日本サッカー協会という組織内では内部というかもしれないが、現場ではない気がする。さらに技術委員長が監督になるというのは昇格人事ではないと思う。6 Comments
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サッカー
武藤嘉紀、今夏のプレミア移籍を視野に…独誌「彼は次のステップに進むことを希望している」
マインツとの契約は2019年までの武藤。今シーズンいっぱいでドイツを去る可能性が浮上。
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サッカー
「日本代表はマイナス決算」...スペインメディアがロシアW杯前にハリルJAPANを断罪
欧州遠征で1分け1敗
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サッカー
ドイツ下したブラジル、決勝弾のジェズスは喜びつつも課題を口に「ミスが多すぎた」
惨劇を知らないG・ジェズスがブラジルに大きなリベンジをもたらす。
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サッカー
乾貴士はリーガの人気銘柄?移籍内定とされるベティスほか、レバンテも興味を示していたとの報道
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アルゼンチン代表メッシ、初のW杯優勝へ意欲十分「これが最後のチャンス。もう次はない」
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サッカー
川島永嗣が語る今、日本代表に求められること…23人の枠に入るために
川島は日本代表の選手たちに何を求めるのか?
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サッカー
ハリルホジッチ監督が掲げる夢…現状は「まだまだ銀座からは程遠い」
ライバルのコロンビアについても語る。ワールドカップへは「一体感」を持って。
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サッカー
ゴールを意識する杉本健勇、ラストチャンスを強調「5月のことは考えない」
杉本健勇はウクライナ戦へ向けてゴールを求める。
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