【特集】Off The Pitch〜アスリートの知られざる一面〜
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HOT NEWS
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テニス
世界ランク日本歴代2位へたどり着いた2022年。西岡良仁がキャリアハイの今だから感じる日本テニス界への危機感と次世代への想い
「一つ、僕が子どもの頃から他の子たちと違ったのは、たぶん、覚悟だと思います」 なぜ、ここまで強くなれたのか――? あまりに漠然としたその問いに、彼は、迷うことなく答えた。 現在の世界ランキングは、キャリアハイの36位。 身長は、トップ100の選手では最も小柄な170センチ。 驚異の脚力であらゆるボールに食らいつき、サウスポーから繰り出す七色のくせ球で巨漢選手を手玉に取る。 日本人男子選手として、世界ランク歴代2位タイにつける西岡良仁は、ツアーきっての個性派プレーヤーだ。
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フィギュアスケート
「苦手で無理だと思っていたけれど…みんなを引っ張っていける存在になる」 宇野昌磨がつなぐ責任と結果とは
フィギュアスケートのシーズン前半の大一番となるグランプリ(GP)ファイナルが今月8日にイタリアのトリノで開幕する。会場は2006年トリノ冬季五輪で女子の荒川静香が日本勢初の金メダルに輝いたパラベラ競技場。日本からは男子が10年ぶりに4人、女子は4年ぶりに3人、ペア1組が初出場し、過去最多の出場数となる。
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サッカー
中東初開催のW杯! ついに開幕を迎えたカタール大会を現地レポート
1930年から始まったW杯の長い歴史の中で、初めて中東で開催されるカタール大会。日本時間20日深夜に開幕戦を迎えた今大会は、中東での初開催ということもあり、様々な場面で期待と不安が入り混じる状況を迎えている。人口約290万人(そのうちの9割が移民)、面積が秋田県より狭い小さな国には今、世界中のサポーターたちが続々と集まっている。人権、LGBTQ+(性的マイノリティー)、移民問題で強い批判を浴びながらの開催だが、今のところ目につくのは盛り上がっている様子がほとんど。取材記者による現地の最新情報をお届けする。
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テニス
ウクライナのために――。日本と世界中の願いが届けた、揃いのテニスチーム代表ウェア
「これがイルピンにある、ウクライナのテニスセンターの今の姿です」。ウクライナ代表チーム・マネージャーのビクトリアさんは、そう言うとスマートフォンを取り出した。画面に映し出された光景は、一見すると、とてもではないがテニスセンターには見えない。瓦礫の山から突き出す柱や、石造りのベンチがかろうじて、施設の面影を残すのみ。キーフの隣町のイルピンは、2月末にロシア軍のウクライナ侵攻が始まった時、真っ先に占拠された地域である。ウクライナ・テニスの“センター=中枢”は、未だ戦渦の最中にあった。
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体操
体操女子にニューヒロインが誕生 渡部葉月が最年少金メダリストになれた理由とは
絵に描いたようなシンデレラストーリーだった。英国のリバプールで今月6日まで開催された体操の世界選手権の種目別女子平均台で、予選を5位通過した渡部葉月(中京ジムナスティッククラブ)が決勝で13・600点を出して初優勝を果たした。全種目を通じて日本女子4人目の金メダル。18歳2カ月の頂点は、昨年大会の平均台を18歳7カ月で制覇した芦川うらら(日体大)の最年少記録を更新する快挙だ。「今までで一番緊張して、演技中の脚の震えもすごかった。元々補欠でこの舞台で演技することも想像してなかった。驚きとうれしさで涙が出た」。大会開幕2週間前に補欠から繰り上がった無名のヒロインが、巡ってきたチャンスをものにし、世代交代した日本女子の「顔」へと羽ばたこうとしている。
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サッカー
サッカー強豪国の特徴と、今の日本サッカーに必要なこととは?
11月23日からカタールワールドカップ(以下、W杯)が約3週間にわたり開催される。ヨーロッパ予選では過去、4回本大会優勝経験のあるイタリアが2大会連続で出場を逃し、多くのサッカーファンに衝撃を与えた。そんな今大会で日本代表は7大会連続7度目の出場を果たしている。史上初のベスト8入りを目指す同代表は、強豪のドイツとスペインと同組となり、グループリーグでの敗退を予想する声も多く挙がっている。そんな日本がW杯ベスト8という目標を達成し、強豪国へのステップアップしていく為には何が必要なのだろうか。
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オールスポーツ
急激な大幅円安に頭を抱えるスポーツチーム
急激な大幅円安がスポーツ界を襲っている。対ドルで32年ぶりに1ドル150円を超えるなど、円安に苦しめられている日本。海外と取引する日本企業はサプライチェーンの見直しに迫られ、また庶民の生活にも食料の価格転嫁が既に起こるなど、悪影響が出ている。日本のスポーツ界にも影響が出ている。特に大きいのが、外国人選手と契約するチームだ。普段取材しているBリーグを中心に、現在の大幅円安の状況がどれほどの影響を受けているか、話を聞いた。
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テニス
ロジャー・フェデラーが、3年ぶりに来日予定! 「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」が有明で開催
こんなにも早くロジャー・フェデラーと再会できるなんて、日本のテニスファンは何と幸運なのだろうか―。株式会社ユニクロは、プロテニスプレーヤーの現役生活を終えたロジャー・フェデラー氏の偉業を称えると共に、次世代に彼の功績を伝えるため、11月19日(土)に、「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」を、有明コロシアム(東京)で開催することを発表した。
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プロ野球
「10.20プロ野球ドラフト会議ガイド」 戦力分析で探る12球団のドラフト戦略 ~セ・リーグ編
プロ野球のドラフト会議が明日20日午後5時から東京都内で行われる。本命不在といわれる今年のドラフトで、各球団はどのような戦略を取るのか。戦力面などから、その行方を探る。
RECENT NEWS
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ラグビー
日本開催の前回大会と同程度の量が売れるとしたら… ラグビーワールドカップイヤーのアサヒビールの思惑
ラグビーとビールとの縁は深い。ファンが試合前から大いに飲むのはもちろん、選手もプレー後のロッカールームで口にする。親睦の潤滑油となる。4年に1度のワールドカップとなれば、1日あたりの消費量はすさまじい。2019年の日本大会時は、世界中のファンが各地の樽を空にした。
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野球
大谷ら過去最多5人のメジャー組と全12球団からの選出 “愛される男”栗山監督だからこそ実現できたWBC日本代表のドリームチーム化
3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表30人が1月26日、発表された。その構成や記者会見に臨んだ栗山英樹監督の言葉から浮かび上がったのは、まさに侍指揮官のいい意味での「人たらし」っぷり。準備や根回しの完璧さと徹底した選手ファーストの姿勢が、「最強ジャパン」の呼び声高い豪華メンバーの招集を可能にした。
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サッカー
カタールW杯が日本サッカーに与える影響とは?
昨年11月20日から12月18日にかけて、FIFAワールドカップカタール2022が開催された。初の中東開催となった今大会は、パリ・サンジェルマン所属のリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表が36年ぶりの優勝を果たして幕を閉じた。そんな同大会において、日本代表は2大会連続となるベスト16という結果を残した。グループリーグでは、W杯優勝経験国のドイツとスペインにそれぞれ2-1で勝利し、1位で突破を決めた。予選敗退を予想した国民も多くいた中で善戦し、人々に勇気や感動を届けた。そんなカタールW杯が閉幕し、次はいよいよ来月に迫ったJリーグ開幕を前に、今後の日本サッカー界の展望について深掘りしていく。
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サッカー
高校注目ストライカーはドイツへ 「外国人枠」がない(?!)日本選手が挑戦しやすい環境
全国高校サッカー選手権でベスト4入りした神村学園(鹿児島)のFW福田師王(18)は、ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)のボルシアMGでプロとしての道を歩み始める。ワールドカップ(W杯)カタール大会でも活躍した日本代表の板倉滉(26)も活躍するドイツの古豪クラブ。まずはU23(23歳以下)のチームからということになるだろうが、実力が認められればトップチームへの引き上げも十分にあり得る。同じく九州からはJ1鳥栖の福井太智(18)が、同じようにドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンと契約し、ツヴァイテ(セカンド)チームから挑戦、27日にはテストマッチでデビューを果たした。
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ゴルフ
蟬川泰果のPGAツアーデビュー〜注目される馬場咲希の行先
男子ゴルフで昨年話題をさらった蟬川泰果が年明けから米国に渡り、世界最高峰のPGAツアーへいきなり3試合連続出場を果たした。最後となったのが25日からのファーマーズインシュアランス・オープン。その陰には、契約したマネジメント会社の存在があった。どのエージェントとともに歩むかは大事なポイントで、収入面を含めてプロ生活を大きく左右する〝相棒〟でもある。
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ボクシング
井上尚弥の新天地・スーパーバンタム級のレジェンド 〜元祖怪物王者ゴメス
先日、井上尚弥(大橋)がバンタム級のメジャー4団体王座を返上した。これをもってスーパーバンタム級に転向ということである。目指すところは新階級でも4団体王座統一というから壮大だ。いまのモンスターには、その野望もかなえてしまいそうな勢いがある。
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サッカー
移籍情報が飛び交う日本代表・鎌田 ローマ来日時のモウリーニョ監督のジョーク実現に期待
今シーズンでチームとの契約が満了する、アイントラハト・フランクフルト所属のサッカー日本代表・鎌田大地の動向が注目されている。ワールドカップによる中断期間前までに、MFながら公式戦22試合で12ゴールと大暴れで、チームの大黒柱となっている。
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Jリーグ
より競争を促進する仕組みへ 配分金見直す30周年のJリーグ
1993年5月15日にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)と横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)による東京国立競技場での歴史的な開幕から、今年で30周年を迎えるJリーグ。それまで日本になかったプロサッカーリーグとして発展し、全国にJクラブは増えてきた。10クラブで始まってから、今季はJ1~J3まで合計60クラブにまで拡大。大きく成長したJリーグは、さらに魅力あるリーグとなるべく、新たな成長戦略の一環として配分金を見直す改革を打ち出している。なるべく均等に分配していたものを、競争を促して互いのクラブがより切磋琢磨できるような環境を整えようという試みだ。
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ボクシング
2023年も見逃せない!ボクシング世界戦を目指す注目ボクサー
1月6日、大阪のダブル世界タイトルマッチで幕を開けた2023年の日本ボクシング界。IBF(国際ボクシング連盟)のミニマム級戦では挑戦者・重岡銀次朗(ワタナベ)が王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)と議論を呼ぶ「ノーコンテスト(無効試合)」でタイトルを獲り逃したが、この重岡以外にもこれから世界への大きな飛躍が期待される選手たちをみてみよう。