【特集】Off The Pitch〜アスリートの知られざる一面〜
おすすめ特集
HOT NEWS
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プロ野球
京田獲得という“劇薬”が意味するもの 「穴埋め」から「競争」にシフトするDeNAの補強戦略
新たな年を迎え、各球団の陣容がほぼ固まってきた。フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍や米大リーグ挑戦、トレードなど近年では比較的動きの多かったストーブリーグだが、その中で“地味”ではあるものの的確にポイントを押さえた補強を行ったのが横浜DeNAベイスターズだ。話題となった京田陽太内野手のトレードでの獲得をはじめ、このオフの動きには一貫した戦略が見えた。
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サッカー
高校サッカーとクラブユースが混在する日本。そのメリット、デメリットとは?
駒野は 高体連じゃね? 少なくともジュビロユースじゃない -
箱根駅伝
〝史上最高レベル〟の戦いが予想される箱根駅伝2023、その見どころは!?
今年の学生駅伝は1月の箱根、10月の出雲、11月の全日本のすべてで大会記録が誕生。シューズの進化もあり、高速化が顕著になっている。留学生も過去最多の7人が出場予定。2023年の箱根駅伝は〝史上最高レベル〟の戦いになることが予想されている。 なかでも注目は出雲と全日本を独走した駒大と、前回のⅤメンバー7人が登録された青学大の2強対決になるだろう。まずは2区の〝エース対決〟が熱い。
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サッカー
「史上最高のW杯」は事実だったのか?現地記者が見たカタールの“リアルな運営力”
初の中東開催となったカタールW杯は、主将・メッシが率いるアルゼンチンが決勝でフランスに劇的な勝利を収め、マラドーナを擁した1986年メキシコ大会以来、36年ぶり3度目の優勝を飾った。W杯史上に残る決勝戦があり、FIFAのインファンティーノ会長による「史上最高」という総括もあった今大会。これまでカタールは大規模なスポーツイベントを開催したことがなく、運営力を不安視する声もあったが、実際はどうだったのか。約1カ月間ドーハに滞在した記者がカタールW杯取材の裏側を紹介する。
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陸上
箱根駅伝前の10000mは必要か!? 厚底シューズとスパイクの〝危うい関係〟
アスリートにとって自己ベストの更新は最大の目標といっていいだろう。一方で箱根駅伝出場校のなかにはトラックの記録を狙わず、正月決戦に向けて〝調整〟するチームもある。果たして箱根駅伝前の10000mは必要なのか?
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テニス
世界ランク日本歴代2位へたどり着いた2022年。西岡良仁がキャリアハイの今だから感じる日本テニス界への危機感と次世代への想い
「一つ、僕が子どもの頃から他の子たちと違ったのは、たぶん、覚悟だと思います」 なぜ、ここまで強くなれたのか――? あまりに漠然としたその問いに、彼は、迷うことなく答えた。 現在の世界ランキングは、キャリアハイの36位。 身長は、トップ100の選手では最も小柄な170センチ。 驚異の脚力であらゆるボールに食らいつき、サウスポーから繰り出す七色のくせ球で巨漢選手を手玉に取る。 日本人男子選手として、世界ランク歴代2位タイにつける西岡良仁は、ツアーきっての個性派プレーヤーだ。
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フィギュアスケート
「苦手で無理だと思っていたけれど…みんなを引っ張っていける存在になる」 宇野昌磨がつなぐ責任と結果とは
フィギュアスケートのシーズン前半の大一番となるグランプリ(GP)ファイナルが今月8日にイタリアのトリノで開幕する。会場は2006年トリノ冬季五輪で女子の荒川静香が日本勢初の金メダルに輝いたパラベラ競技場。日本からは男子が10年ぶりに4人、女子は4年ぶりに3人、ペア1組が初出場し、過去最多の出場数となる。
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サッカー
中東初開催のW杯! ついに開幕を迎えたカタール大会を現地レポート
1930年から始まったW杯の長い歴史の中で、初めて中東で開催されるカタール大会。日本時間20日深夜に開幕戦を迎えた今大会は、中東での初開催ということもあり、様々な場面で期待と不安が入り混じる状況を迎えている。人口約290万人(そのうちの9割が移民)、面積が秋田県より狭い小さな国には今、世界中のサポーターたちが続々と集まっている。人権、LGBTQ+(性的マイノリティー)、移民問題で強い批判を浴びながらの開催だが、今のところ目につくのは盛り上がっている様子がほとんど。取材記者による現地の最新情報をお届けする。
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テニス
ウクライナのために――。日本と世界中の願いが届けた、揃いのテニスチーム代表ウェア
「これがイルピンにある、ウクライナのテニスセンターの今の姿です」。ウクライナ代表チーム・マネージャーのビクトリアさんは、そう言うとスマートフォンを取り出した。画面に映し出された光景は、一見すると、とてもではないがテニスセンターには見えない。瓦礫の山から突き出す柱や、石造りのベンチがかろうじて、施設の面影を残すのみ。キーフの隣町のイルピンは、2月末にロシア軍のウクライナ侵攻が始まった時、真っ先に占拠された地域である。ウクライナ・テニスの“センター=中枢”は、未だ戦渦の最中にあった。
RECENT NEWS
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野球
“ペッパーミル”では伝わらない本当の意味―ヌートバーが持ち込んだペッパーグラインダー
野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で躍進を遂げた日本代表で、一気に注目の的となったのが、こしょうをひくような動きの「ペッパーミル・パフォーマンス」だ。海外では「ペッパーグラインダー」の呼び名が一般的で、日系のラーズ・ヌートバー外野手が米大リーグ、カージナルスで行っているポーズを代表に持ち込んだ。大会前の強化試合から大谷翔平(エンゼルス)をはじめ選手たちの間で広まり、安打やホームランの時にはこぞって両方の拳を重ねて左右にひねる。一つの動作が「侍ジャパン」の一体感を醸成させ、組織力がアップ。日本社会にポジティブな新風を吹き込んだ。
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野球
大谷翔平が“世界一決定戦”の準決勝・決勝に先発登板できない理由 2001年コンフェデ杯の中田英寿を想起させる議論の行方 〜WBCはW杯になれない?! Part2
米大リーグ、エンゼルスのネビン監督は3月11日(日本時間12日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝(16日)に先発した後の大谷の日程に言及し、24日(同25日)のパドレスとのオープン戦に投げ、中5日で既に決まっている開幕投手として30日(同31日)のアスレチックス戦に臨むプランを明かした。大谷は、WBCの準決勝、決勝に投手として登板しない。エンゼルスの指揮官によって、それが示された形だった。
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ボクシング
ついに実現!WBAライト級王者ジャーボンテイ・デービス対ライアン・ガルシア〜むき出しの野生がぶつかり合う注目の一戦
ボクシングの本場米国で、早くも今年最大の注目カードと称される若きスター同士の一戦が決まった。世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者のジャーボンテイ・デービスとライアン・ガルシア(ともに米国)が4月22日、ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで激突することが正式決定。何度も逮捕歴のあるデービスはプライベートで問題を抱えながら、リングでは28戦28勝(26KO)と驚異のKO率を誇る。長い間、デービスとの対戦を熱望してきた24歳のガルシアも23戦23勝(19KO)で申し分のない戦績。「ついに実現」との表現がふさわしい無敗対決だ。好戦的なスタイル以外にも裁判沙汰や、試合に向けて相手を挑発し合うトラッシュトークなど、さまざまな要素を巻き込んで注目度もがぜんアップ。規格外の流れに乗り、巨額が動くビッグファイトになることは必至だ。
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eスポーツ
全国高校eスポーツ選手権の取材を通して明らかになった、高校生eスポーツの現状と課題
第5回全国高校eスポーツ選手権の決勝大会が開催されました。今回は、筆者が3日間の取材を通して感じた、高校生eスポーツの現状と課題を記述します。
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陸上
3万8000人が駆け抜けた東京マラソン2023、日本人ふたりが2時間5分台に到達!
3月5日に開催された東京マラソン2023は非常に見応えのあるレースになった。男女ともに「日本記録」を狙える高速ペースで進行。男子は中間点を日本記録(2時間4分56秒)のペースを上回る1時間2分08秒で通過した。トップ集団に15人ほどの日本人選手が含まれており、好タイムの予感が漂っていた。
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バスケットボール
NBAはダイナミックなプレーだけではない! 社会貢献からみる『NBAオールスター2023』
2023年2月18日から20日(現地17日から19日)にかけて、ユタ州ソルトレイクシティでは『NBAオールスター2023』が開催されていた。NBAオールスターが開催されていたことは、19日(現地18日)に行われた『AT&Tスラムダンクコンテスト』で満点評価を受け、優勝を果たしたマック・マクラング選手(フィラデルフィア 76ers)や20日(現地19日)に行われた『第72回NBAオールスターゲーム』でオールスター最多得点記録を樹立し、MVPを獲得したジェイソン・テイタム選手(ボストン セルティックス)の活躍などが各所で報道されており、多くの人たちに知られているはずだ。 一方で、NBAオールスターでは社会貢献の要素も強いことをみなさんはご存知だろうか。オールスターがトッププレーヤーによる華麗な技と豪快なシュートを披露する祭典に留まらないということを知ってもらいたい。
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サッカー
W杯を上回る最高峰の戦いは佳境へ サッカー欧州CL、8強懸けた第2戦
ワールドカップ(W杯)の余韻も覚め、欧州では日常の戦いが再開している。最高峰の選手がしのぎを削る欧州チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16による決勝トーナメントが始まり、3月7日(日本時間8日)から各カードの第2戦が行われる。決勝は6月10日、イスタンブール。頂点への道のりはまだ長いが、W杯に続いてメッシの戴冠はあるのか、王者レアルの2連覇か、それともイングランド・プレミア勢が制するのか―。
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バスケットボール
ソルトレイクシティでは30年ぶりのNBAオールスターゲーム! 本場NBAが提供するファンホスピタリティ
今年で72回目の開催を迎えたNBAオールスターゲーム。ユタ・ジャズが本拠地とするソルトレイクシティでは、30年ぶりの開催となった。静かな土地柄ということもあり、落ち着いたオールスターウィーケンドだった。
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プロ野球
横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ総括!競争の激化と厚みを増す選手層 25年ぶりの歓喜へ、機は熟した
昨季終了後に現体制では初となる複数年で契約を更新し、就任3年目を迎えた三浦大輔監督率いる横浜DeNAベイスターズ。2021年の最下位から、昨季は3年ぶりの2位に返り咲いた。投打ともに戦力に厚みを増し、いよいよ目指すのは1998年以来の悲願となるリーグ優勝、日本一。春季キャンプを終えたチームの最新事情をもとに、今季の戦いを展望する。
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