オールスポーツ
VICTORY [ビクトリー]で取り上げられた、全てのスポーツ記事を一覧できるページです。フィギュアスケートやラグビーなど、主要なスポーツ以外の記事もこちらから読むことができます。
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スケートボード
堀米雄斗出場の楽天初のスケボー国際大会はアートと融合する
楽天グループのRakuten Sportsがスケートボードの国際大会「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten(アップライジング東京、以下「UPRISING TOKYO」)」を初めて主催する。会場は東京・有明アリーナで、5月26日から3日間に渡って競技やイベントが行われる大型イベントだ。今大会には、東京オリンピックのスケートボード男子ストリート金メダリストの堀米雄斗、同種目女子の銅メダリストの中山楓奈ら10カ国以上から、80人以上が出場する。大会をさらに彩るのが、スケートボードに関連したファッションや音楽のイベント。書道家の憲真(けんしん)氏が大会の演出総合監督を担い、若手クリエイターたちと共に、コースに描かれるアートや、会場アリーナ内にちりばめられた作品で会場を彩る。楽天がなぜスケートボードの国際イベントを開くに至ったのか、また、気鋭のクリエイターが今回参加したのか。楽天グループの⼤場尊史ヴァイスシニアマネージャーと憲真氏にUPRISING TOKYOにかける狙いや思いを聞いた。
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サッカー
7部リーグ相当のクラブでプロ契約も! 日本でセミプロクラブやセミプロ選手が増えた背景とは
1993年の開幕から今年で30周年を迎えたJリーグ。開幕当初は、オリジナル10と呼ばれる10クラブでスタートした。その後、1999年にJ2リーグ、そして2014年にはJ3リーグが設立された。30周年記念となる2023シーズンはJ1からJ3まで、合わせて60クラブが参入。その数は開幕当初と比較すると30年間で6倍となった。また、今シーズンから奈良クラブがJ3に新規参入。現在41都道府県にJリーグクラブが存在する。まだJリーグクラブのない県は福井、滋賀、三重、和歌山、島根、高知の6県となっている。そして、これらの6県全てにJリーグ参入を目指すクラブが存在する。なお、4部リーグに相当する日本フットボールリーグ(JFL)以下のカテゴリに属し、Jリーグ参入を目指すクラブは全国で100以上にものぼるという。
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ボクシング
次代の井上尚弥を狙うスーパールーキー堤駿斗 〜注目される初のタイトルマッチ
「次代の井上尚弥」と期待されプロデビューした超新星、堤駿斗(志成)の初めてとなるタイトル挑戦が迫っている。5月31日、後楽園ホールで堤はフィリピンの実力者、ジェオ・サンティシマと空位のOPBF(東洋太平洋)フェザー級王座を争う。
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ボクシング
上半期最高のビッグファイトは入場券収入だけで約31億円!!〜今最高に熱いライト級
世界のボクシングファンの視線を集めた中、世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者のジャーボンテイ・デービス(米国)が残酷なまでに実力を見せつけた。4月22日、米ネバダ州ラスベガスでの注目の一戦で、ライアン・ガルシア(米国)を7回KOで倒し、無敗のスター対決を制した。チケット収入や視聴ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)の購入数では記録的な数字をたたき出し、いわゆる〝ゼニの取れる〟ファイターであることが改めて証明された。大一番から間もない5月5日には、2年前のひき逃げ事件の判決が言い渡され、予想された刑務所行きを回避。これも追い風になり、強豪ひしめくライト級はナンバーワンの座を巡ってますます熱を帯びてくる。
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フィギュアスケート
固定概念覆す躍進 今季の主役『りくりゅう』が目指す演技
日本スケート連盟の2022―23年シーズンの優秀選手表彰祝賀会が4月26日、東京都内のホテルで行われ、最優秀選手に相当するJOC杯がスピードの高木美帆(TOKIOインカラミ)とともにフィギュア・ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に贈られた。同一シーズンでグランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権、世界選手権の主要3大会を全制覇する年間グランドスラム達成はシングルも含め日本勢初。フィギュアで日本勢初の世界選手権2連覇を達成した男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)と女子の坂本花織(シスメックス)を抑えての受賞は、今季の日本スケート界の主役が「りくりゅう」だったことを如実に示していた。日本の弱点種目という固定概念を覆した2人。戦いの軌跡を振り返り、来季目指す理想の滑りを探る。
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バレーボール
社員を辞め、覚悟の移籍から2年。 堺ブレイザーズ深津旭弘が見せた復活劇
国内のリーグ戦、黒鷲旗が終わり、バレーボール日本代表の活動がいよいよ本格化してくる。既に長期の合宿に入っており、その後は親善試合、国際大会と数カ月に渡り続いていく。2023年度の代表メンバーとして登録された37名の内、注目したいのが堺ブレイザーズのセッター深津旭弘(35歳)だ。トスだけでなく、ブロック、サーブ、ディグ(スパイクレシーブ)も優れた、リーグ屈指のマルチなセッターだ。深津はこの2年間、ジェットコースターの様なバレー人生を過ごした。一度は選手生活を終える寸前だったが、2021・22年シーズンに移籍先した堺で不死鳥のごとく蘇り、チームを優勝争いに導く活躍を見せた。そして、日本代表にも返り咲いた上に国際大会では個人賞を受賞。今シーズンも堺で活躍を見せるなど、なかなか見ることの無い復活劇を演じている。
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ボクシング
プロボクサー那須川天心の楽しみすぎるこれから
キックボクシングからプロボクシングに転向した那須川天心(帝拳)。大きな話題となった4月8日のデビュー戦は、いきなり日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)と6回戦で対戦し、ジャッジ2人がフルマーク(満点)をつける判定勝ちを飾った。
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水泳
萩野公介さん 夢を応援する世界水泳プロジェクトをユニクロと本格始動。第1弾はスポGOMI
世界水泳選手権2023福岡大会(7月14日~30日)のナショナルスポンサーを務めるユニクロが、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ「スポGOMI」と、世界水泳福岡とのコラボイベント「スポGOMI×UNIQLO×世界水泳福岡」を4月16日に福岡市内のシーサイドももち海浜公園で開催した。
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オールスポーツ
アースデイに『スポGOMI×UNIQLO×花井祐介』が開催。原宿でのごみ拾いが海洋ごみ削減につながる?
毎年4月22日は地球のことを考えて行動する日「アースデイ」。今年、2023年の4月22日(土)にも世界中で多くの環境保護にまつわる催しが行われた。東京渋谷区のユニクロ原宿店で開催された『スポGOMI×UNIQLO×花井祐介』もその一つ。地域のごみ拾いをスポーツ化する「スポGOMI」をユニクロが主催し、そこに国際的な人気を誇るグラフィックアーティスト・花井祐介氏がゲスト参加する形で実施された。“考え”そして“行動する”アースデイに相応しいこの取り組み。そこに込められた“思い”と“成果”をレポートする。
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ボクシング
重岡ブラザースが挑む史上最強の兄弟王者
熊本のボクシング兄弟が幼い頃からの夢を叶えた。4月16日、東京・代々木第二体育館で行われたダブル・ミニマム級タイトルマッチの舞台。兄・優大(26歳)と弟・銀次朗(23歳)の重岡ブラザースはそろってKO勝ちを収め、“暫定王座”の但し書き付ながら世界チャンピオンベルトを手にした。
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パリ五輪
競技という枠だけでなくカルチャーとして注目したい、パリ五輪で注目の「ブレイキン」
2024年パリ五輪で初採用されるブレイキンはカルチャーから発展したスポーツ。 1970年代に米ニューヨークのギャングの抗争を暴力ではなく踊りで平和的に対決するようになったことが起源とされる。業界内には競技化が進み、ダンスに点数をつけることに違和感を持つ層が多く存在するのが現状だ。 国際大会「FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo」が2023年3月21日、ニューピアホール(東京都港区)で開催された。Undisputed Masters は世界で最もリスペクトされる大会の一つ。パリ五輪選考レースの対象となる世界ランキングポイントが加算されるワールドツアーなどとは異なり、カルチャー的な側面を色濃く残している。
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モーグル
「小事が大事」を大切に。モーグルのトップアスリートが夢を実現するためにジュニアに伝えたいこととは
4月7日から9日にかけて、北海道札幌市のサッポロテイネスキー場で「WORLD MOGUL CAMP by UNIQLO」が開催された。子どもたちへの講師役として、北京五輪のモーグル男子の表彰台に上がったウォルター・ウォルバーグ(スウェーデン)、ミカエル・キングスベリー(カナダ)、堀島行真(トヨタ自動車)の3人に加え、同5位のニック・ペイジ(米国)、女子で同5位の川村あんり、オリンピック2大会出場の星野純子らモーグルのトップアスリートたちが集結。昨年も協賛していたユニクロが今年はメインスポンサーとなり、子どもたちにとって夢のようなイベントが実現した。
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相撲
大相撲春場所を終えて〜今後が楽しみな注目力士たち
3月の大相撲春場所は新関脇霧馬山の初優勝で幕を閉じた。これまでさほど目立つ存在ではなかったモンゴル出身の26歳が、先輩たちの伝統に則ってたくましくなり、千秋楽に大栄翔を連破しての逆転優勝で一気にスポットライトを浴びた。横綱照ノ富士が全休、大関貴景勝が途中休場で横綱、大関陣が不在となった状況で、場所後を含めて驚異の新十両や新弟子の誕生もあった。新型コロナウイルス対策で大きな転換点を迎える5月の夏場所を前に、変化に富んだ春となった。
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野球
日本は異常⁉︎ 米国内WBC人気と野球市場の真実から見る今後の発展性
第5回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、決勝で日本が米国を下して3度目の優勝を果たした。この結果にほとんどの国民が歓喜し、日本国内では大いに盛り上がった。 一方のアメリカは優勝こそ逃したものの2大会連続で決勝戦に進出したが、日本と比べてその盛り上がりはどうだったのだろうか。現地からその実情をレポートしてもらった。
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格闘技
異例ずくめのボクシング転向デビューを迎える那須川天心
キックボクサー時代に“神童”と呼ばれた那須川天心(24歳=帝拳ジム所属)が8日、東京・有明アリーナでボクシングのプロデビュー戦に臨む。 スーパーバンタム級6回戦で拳を交える相手は、日本バンタム級2位にランクされる与那覇勇気(32=真正)。世界戦2試合を脇に置いて那須川が中央に配置されたポスターが象徴しているように、この日のイベントの最注目選手が24歳のサウスポーであることは間違いない。「自分の可能性を開拓するために新しいことに挑戦する」と話す那須川は、どんなパフォーマンスを見せるのか。
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陸上
トラックに熱狂を!Onと横田真人が描く「陸上競技場の景色を変える」挑戦
スイスのスポーツブランド「On(オン)」(以下On)は、合同会社TWOLAPSが運営する「今年、一番強い中距離走者を決める大会: TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT」(以下、MDC)との2023年度のパートナーシップ契約を締結。また、MDCを運営するトップコーチングチーム TWOLAPSの代表であり、男子800m元日本記録保持者・横田真人氏がオン・ジャパンのアスリートストラテジー アドバイザーに就任することを発表した。
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フィギュアスケート
キーガン・メッシング最後の世界選手権、高祖父が眠る日本で魅せたラストダンス
縁とは不思議なものだ。フィギュアスケート男子で2018年平昌、22年北京の両五輪に出場したカナダのキーガン・メッシングのことである。グランプリ(GP)シリーズで2度表彰台に立ち、カナダ選手権を2連覇、今年の四大陸選手権では銀メダルを獲得した実績もさることながら、世界屈指ともいえるスケーティングスピードと、そのスピードを生かした豪快なジャンプ、アイスショーではバックフリップを軽々と決めるエンターテインメント性で日本にも多くのファンを持つ。そんな人気スケーターの現役最後の世界選手権となったのが祖先の眠る日本。3月25日までさいたまスーパーアリーナで開催された大舞台では7位という結果以上に観客を大いに沸かせた。
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ボクシング
寺地拳四朗の負けられない一戦に那須川天心のボクシングデビュー戦―今春もボクシングから目が離せない
4月8日、東京・有明アリーナで行われる「Prime Video Presents Live Boxing」。昨年、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)対村田諒太(帝拳)のミドル級統一戦でボクシングのライブ配信に乗り出したプライム・ビデオのシリーズ第4弾となる。 ネット配信サービスの資金力が可能にする大型興行もわが国でおなじみになってきたが、今回のプライム・ビデオ第4弾も豪華だ。キックボクシングのスター選手、那須川天心(帝拳)のボクシング・デビュー戦が大きな話題となる一方、ボクシングファン垂涎の注目カードがラインナップされている。