VICTORY

新国立競技場に携わる「梓設計」に訊く、スタジアム論。

2019年11月30日完成予定の新国立競技場。その設計を担当する「梓設計」のスタッフ2人に聞くニッポンのスタジアム論。

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コメント(11)

  • 112
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/03/21 20:53

    地震をはじめとした自然災害、それに伴う厳しい基準で鍛えられた日本の土木と建築は世界一だと思います。
    一方、設計については、特にスタジアムについては、カスタマー・ファーストの考えが、日本にはあまりなかったこともあり、大きな差があると感じていました。
    10年ほど前、スタジアム改修について、スタジアム設計で世界一のポピュラス社に相談をしたことがあります。
    その顧客目線かつ大胆な発想に感銘を受けました。残念ながら、日本の建設業界の諸々の慣習もあり、正式発注とはなりませんでしたが、彼我の差の大きさには嘆息するしかありませんでした。
    しかし、本コラムを拝読するにつけ、その差が縮まっているような気がしてきました。
    日本の建物を造るのにあたり、海外の業者が入るのはとても困難だという現実もあり、日本の設計会社に、ぜひガンバってもらいたいです。

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  • 61
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2017/03/18 10:32

    例えば、プロサッカーの興行に使用するスタジアムの稼働率は年間10%以下だ。そこで稼ぐためには試合日のスタジアムを限りなく満員にする必要がある。それに加えて残り9割の試合開催日の使い方も考えておく必要がある。例えば、他のエンターテインメントの興行による二毛作、三毛作という考え方もあり、それによってデザイン、機能も変わるはずだ。さらに場所的な「制約」への対応に加え、魅力あるスタジアム作りの障壁なる都市公園法等法的な「制約」への対応、今の時代に合った規制緩和というルール変更も必要だ。

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  • 49
    能田 達規

    マンガ家 2017/03/18 13:10

    これからのスタジアムのあり方として「地域の「まちづくり」に貢献できる施設」「先々の“運用”を見越した設計」「大会後の維持管理費を抑える」という点に感銘を受けました。
    いずれも既存の国体のために作られた郊外の巨大陸上競技場にはない視点ですね。

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