2017年1月29日、大阪国際女子マラソンが、大阪・ヤンマースタジアム長居を発着点とするコースで開催された。重友梨佐(30=天満屋)が、2時間24分22秒で優勝を飾った。
 20㎞付近での先頭は、堀江美里(ノーリツ)、加藤岬(九電工)、吉田香織(TEAM R×L)。重友は、その後ろを走っていた。25kmを越えたところで、堀江が先頭に出た。重友は、堀江との距離の徐々に縮め、先頭に立った。ペースを落とさずそのままゴール。5年ぶり2度目の優勝を飾った。
 2017年8月4日からイギリス・ロンドンで開催される、第16回世界陸上競技選手権大会のマラソン日本代表に近づいた。

 同代表選考の選考競技会は以下の通り。
男子
第70回福岡国際マラソン選手権大会(2016年 12月4日)
第66回別府大分毎日マラソン大会(2017年2月5日)
東京マラソン 2017(2017年2月26日)
第72回びわ湖毎日マラソン大会(2017年3月5日)
女子
第30回記念北海道マラソン 2016(2016年8月28日)
第2回さいたま国際マラソン(2016年11月13日)
第36回大阪国際女子マラソン大会(2017年1月29日)
名古屋ウィメンズマラソン 2017(2017年3月12日)
 以上の大会により、メダル獲得を含めた複数入賞を目指す選手団編成が行われる。選考基準は、国際陸上競技連盟が定める参加標準記録を有効期間中に満たすこと。これにより、競技者の中から日本代表選手が選出される。

【重友梨佐】(しげとも りさ、1987年8月29日-)。日本女子の陸上競技選手。岡山県出身、天満屋所属。専門種目は、長距離走・マラソン。2012年ロンドン五輪、2015年世界陸上北京大会のマラソン日本代表。自己ベストは10000m:33分25秒48(2012年5月中国実業団選手権大会)、ハーフマラソン:1分10秒49(2016年1月大阪国際女子マラソン)、マラソン:2時間23分23秒(2012年1月大阪国際女子マラソン)。2017年1月29日、大阪国際女子マラソンで同大会2度目の優勝を果たした。


VictorySportsNews編集部