松山英樹は1カ月半ぶりの復帰戦をしっかりと戦い抜いた 8番ではつま先下がりのフェアウェイバンカーから池越えのスーパーショット
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「痛みは出なかった」松山英樹は1カ月半ぶり復帰戦を完走

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 最終日(18日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ◇7419yd(パー72) 松山英樹は1カ月半ぶりの復帰戦を49位タイで終えた。35位から2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「74」で回り、通算1アンダー。左手親指付け根の痛みのため棄権した2月「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」以来の出場試合を無事に完走した。 4日間72ホール。久々に1試合を戦い抜いた松山は、ポロシャツの袖で額の汗をぬぐった。後退して終えたことに「ちょっと悔しいラウンドになった」とこぼしたが、「体の痛みがどこにも出ずにできたことは次につながる。そこだけは収穫かなと思う」とうなずいた。 最終日は「11番までは良いプレーだった」と振り返った。9番で残り153ydをピンそば1m以内につけて見事なバーディを奪うなど、光るアイアンショットもあった。狙いからわずかに外れたティショットからピンチを招く場面が多く、8番の第2打はボールと左足がバンカーの中、右足はフェアウェイという厳しいライ。そこから7Iでグリーン手前の池を越えてグリーンに乗せ、喝采を呼んだ。11番の2打目は右サイドのラフから。両足はバンカーにあったが、9Iを短く握り、左の池に入れることなく転がしてグリーンをとらえた。 12番(パー5)で、3Wでの第2打を左に大きく曲げてボギーとし「完全に心が折れた」という。16番(パー5)では1Wで左のOBゾーンに打ち込み、ダブルボギーをたたいた。「ゴルフの方はしゃべれる内容じゃない」と吐き捨てる。それでも「ショットが曲がっても予選は通過した。そこは評価してもいい」と及第点もつけた。「不安はいきなりゼロにはならない」としたが、復帰初戦で痛みは再発しなかった。一方で、5W(キャロウェイ ローグ フェアウェイウッド)など新しいギアを実戦投入し、充実した4日間になった。 次週は「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」(テキサス州オースティンCC)に出場。普段とは異なる試合形式に「マッチプレーと考えず、しっかりとマスターズのためにプレーしたい。ストロークプレーの感じで、僕はやろうと思う」とする。「今からは“上げられること”しかない。ケガをする以外で、下がることはない」。視線はあくまで「マスターズ」(ジョージア州・オーガスタナショナルGC)にある。 「上位で戦うためには今のショット力では話にならない。ケガする前に良い感じで、つかみかけたものを完全に忘れてしまった。もう一回、どうアプローチしたらいいか考えてやっていきたい」。オーガスタでの戦いまで3週間弱。傷が癒え、自分にとことん厳しい松山英樹が帰ってきた。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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