#松田瑞生
-
陸上
3万8000人が駆け抜けた東京マラソン2023、日本人ふたりが2時間5分台に到達!
3月5日に開催された東京マラソン2023は非常に見応えのあるレースになった。男女ともに「日本記録」を狙える高速ペースで進行。男子は中間点を日本記録(2時間4分56秒)のペースを上回る1時間2分08秒で通過した。トップ集団に15人ほどの日本人選手が含まれており、好タイムの予感が漂っていた。
-
陸上
22歳のシンデレラ・一山麻緒、その魅力と可能性
東京五輪の女子マラソン代表。3月8日の名古屋ウィメンズマラソンで〝ガラスの靴〟にその足を滑り込ませたシンデレラが22歳の一山麻緒(ワコール)だ。
-
陸上
「最後は、私。」への挑戦の裏で。大阪国際女子マラソンの取り組み
松田瑞生は長居陸上競技場のフィニッシュテープを目前に右手で胸をたたき、力を込めたままその腕を空へ掲げた。時計が示したタイムは、2時間21分47秒。158センチの小さな体はトラック上で喜びを爆発させ、母・明美さんや山中美和子監督と抱き合って涙を流した。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジの設定記録、そして自らが2年前のベルリンでたたき出したベストタイムの2時間22分23秒を大きく上回った。大阪から東京五輪へと、大きく手を伸ばした選手が誕生した瞬間だった。