初戦で敗退したワウリンカ
波乱 ワウリンカ初戦敗退
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は28日、シングルス1回戦が行われ、昨年覇者で第2シードのS・ワウリンカ(スイス)が世界ランク77位のD・ズムル(ボスニア)に6-7 (4-7), 3-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消す波乱が起きた。 この日、ワウリンカは6本のサービスエースを決めたが、ズムルに3度のブレークを許し、1時間12分で初戦敗退となった。 昨年のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権でワウリンカは、決勝でM・バグダティス(キプロス)をストレートで下して優勝していた。 今年はブリスベン国際( オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4へしている。 一方、勝利したズムルは、2回戦でM・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。グラノジェルスは1回戦でJ・ヴェセリ(チェコ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。 前日の1回戦では第3シードのR・フェデラー(スイス)、第4シードのG・モンフィス(フランス)、第6シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)が2回戦へ進出したが、第8シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)は初戦で敗退した。 第1シードで世界ランク1位のA・マレー(英国)はM・ジャジーリ(チュニジア)と1回戦で対戦する。
初戦で敗退したワウリンカ