#テニス
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テニス
西岡良仁が大会を開催!テニス界に投じる未来への布石。
男子テニス界で松岡修造・錦織圭に次ぐ存在として世界と戦う25歳の西岡良仁。 2020年、新型コロナウイルスの影響で大会は軒並み中止となった中、日々頭に浮かぶのは 自らのことよりも将来の扉を閉ざされてしまったこの先のテニス界を背負う学生たちの姿だった。そんなダイヤの原石たちが苦境を強いられたテニス界に今、希望の一石を投じている。(著者・山口忠成)
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テニス
政治的発言はしていない。プロテニスプレーヤー・大坂なおみを、アドルフにしてはいけない
テニス4大メジャーであるグランドスラムの初戦・全豪オープンで、大坂なおみ(WTAランキング2位、3月1日付け)は、女子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を見事果たした。対戦相手を圧倒するような大坂の強さが際立ち、テニスコートではすでに女王の風格さえ感じられるようになってきており、世界の女子プロテニスでは、今まさに大坂が主役の座に就こうとしている。
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テニス
テニスの“皇帝”とユニクロが契約できた舞台裏。
2018年7月2日、午後1時8分8秒――。 テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーがウィンブルドンのセンターコートに足を踏み入れたその直後、1つのニュースが世界を駆けた。 「ユニクロはロジャー・フェデラー選手と、グローバルブランドアンバサダー契約を締結しました」 “テニスの聖地”を謳うセンターコートの芝は、前年優勝者を迎え入れるこの瞬間のため、美しく刈り揃えられている。まだ誰にも踏み荒らされていないその緑の上を、大声援に手を振り歩むフェデラーの純白のウェアには、確かに真紅の“UNIQLO”ロゴが光っていた。
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錦織圭とユニクロが共に歩んだ10年。既成概念にとらわれなかった両者のこだわり
2010年、初夏のパリ――。 とある日本食レストランの一室で、20歳の若者と、その父親ほど歳の離れた男性が、談笑を交わしながら会食の席を楽しんでいた。 若者の名は、錦織圭。前年に右肘にメスを入れた彼は、復帰後初のグランドスラムとなる全仏オープンを戦うため、パリに滞在中だった。
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テニス
選手だけでなくライターも。14日間の完全隔離を経た全豪オープンがいよいよ開幕。“豪華な囚人”となった現地ライターの隔離体験記
外を歩いている人たちが、マスクをしていない――。 その光景は、口元を覆い隠す群衆を見慣れた目には、実に新鮮に映った。パトカーに先導され、ホテルに向かうシャトルバスの車窓から覗くメルボルンの街頭には、ワンピース姿など夏の装いで談笑する人々が溢れている。メルボルン市は、半年に及ぶ厳格なロックダウンに耐え、ついに“市内感染者ゼロ”を実現したと聞く。その対価がこの景色であり、2週間の隔離後には、自分たちもマスクなしで外を歩ける開放感が待っている……。 そんなことを思いながら、選手や関係者たちも同乗するバスで、『完全隔離』の待つホテルへと向かっていた。
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テニス
北半球で新型コロナウイルス感染拡大が起きている時に、南半球の全豪オープンテニスは、本当に開催する意義があるのか!?
テニス4大メジャーであるグランドスラムの初戦・オーストラリアンオープンテニス(以下全豪オープン)の開幕が近づいてきている。もともとの開催期間は1月18~31日だったが、新型コロナウイルスの影響で3週間延期となって2月8~21日に変更された。全豪オープン・トーナメントディレクターのクレグ・タイリー氏は、日程変更について次のように語っている。
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パラスポーツ
日本でニュースにならない、車いすテニス日本人女子選手による4大メジャー初の決勝対決の快挙
2020年10月9日は、日本車いすテニスの歴史において、かつてない足跡を残したメモリアルとして刻まれるべき日となった。テニス4大メジャーであるグランドスラムのローランギャロス(全仏テニス)・車いすテニス女子シングルス決勝の舞台に、上地結衣と大谷桃子が立ち、グランドスラムの決勝で初めて日本人対決が実現したのだ。
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テニス
オムニコートは日本だけ?!砂入り人工芝コートがもたらした日本テニス界への功罪
テニススクールや公営コートなどで当たり前とされているオムニコート。おそらく日本のテニス愛好者で、オムニコートを知らない人はいないのではないか。一度はプレーしたことがあるだろうし、少なくとも目にしたことはあるはずだ。だが、オムニコートが商品名であることを知らずに、その単語を何気に口にしている愛好者は意外に多い。
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オールスポーツ
錦織圭も感染…。止まることのないコロナ禍は“スポーツGDP”をどこまで下げるのか
米フロリダでトレーニングを続け、今シーズンからの戦線復帰を目指していたテニスの錦織圭が新型コロナウイルスに感染していることが判明。日本でもまだまだ感染拡大が止まらないコロナ禍は、スポーツ界にどのような影響を与えるのか。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、バスケットボール男子B3リーグ・さいたまブロンコス代表を務める池田純氏が、まだまだ先行きが見えないとその展望を語った。
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テニス
8月再開のワールドプロテニスツアー。コロナ禍の中、再開は本当に妥当なのか
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起こり、コロナ禍が続いているが、日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグ、またJリーグやヨーロッパ各国のプロサッカーが再開して、観客やファンを喜ばせている。ワールドプロテニスツアーも、パンデミックによって未曾有の影響を受け3月から中断が続いていたが、ついにこの8月から再開されつつある。まずは状況を整理しておきたい。
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テニス
大正製薬と日本テニス協会がタッグ。ただのスポンサードで終わらない新しい形になるか
錦織圭と大坂なおみが、現在ワールドプロテニスツアーのトップレベルで活躍している今こそ、具体的な目標が定まり易いため、2人に追いつき追い越せるような日本の若い選手を育てる最大の好機だ。海外が主戦場になるテニスは、どうしても経済的な負担が大きくなり、選手やコーチの個々人の力だけでは限界が出てくる。だからこそ、協会や企業のサポートは必要不可欠であるのだが、そんな時に日本テニス界へ大きなニュースがもたらされた。
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テニス
ジュニア選手を世界へ導けるか、“伊達公子テニスアカデミー”の実現は!? 伊達公子の新たなる挑戦と野望
元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんは、生涯契約を締結しているヨネックス株式会社と組んで、15歳以下の日本女子ジュニア選手を対象とした育成プロジェクト「伊達公子×YONEX PROJECT」を2019年1月に発足させ、ジュニア合宿を開始させてから1年の月日が経過した。
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テニス
レジェンドたちも惜しむ!日本テニスメーカーの重鎮・ブリヂストンスポーツの事業撤退が意味することとは
日本でテニスを扱う代表的なメーカーの1つであるブリヂストンスポーツ株式会社(代表取締役社長・望月基氏)が、100%出資子会社であるブリヂストンスポーツセールスジャパン株式会社と共に展開するテニス事業から、2020年12月31日をもって撤退することを4月21日に発表した。
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テニス
コロナショック時における救済措置…ランキング下位のプロテニス選手救済プログラムは是か非か
ワールドプロテニスツアーは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、男子プロテニス協会(ATP)は7月31日まで、女子テニス協会(WTA)は7月26日までの中断延長を決定している(5月22日時点)。同時に、国際テニス連盟(ITF)主催の男女のツアー下部大会、ジュニア大会、車いすテニス大会、シニア大会、ビーチテニス大会も同様に7月31日まで行われない。
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テニス
コロナショック、プロテニス選手の今。未曾有の事態をどう乗り越えようとしているのか
ワールドプロテニスツアー(男子ATP、女子WTA)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、現在7月13日まで中断とされている。この決定によって、ヨーロッパでのクレーシーズン(赤土コートのシーズン)とグラスシーズン(天然芝コートのシーズン)が消滅した。なお、ATPとWTAの世界ランキングは、3月16日の時点のまま凍結されている。
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テニス
“女子プロテニスのカリスマ”シャラポワは、日本と縁深いチャンピオンだった。そして、勝利への執念を燃やす努力の人だった
「テニスに、さよならを告げます」 マリア・シャラポワの引退は、あまりにも突然だった――。 「テニスは、私に世界を見せてくれました。自分をテストし、自分の成長を測るものでした。 そして、次の章へ、次の山へ、たとえ何を選んだとして自分をプッシュし続けます。まだ登り続けますし、成長し続けていきます」 このように2月26日に自身のインスタグラムでシャラポワはつづって、プロテニスプレーヤーとしての現役生活にピリオドを打った。32歳での決断だった。
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テニス
無観客試合から見る、新型コロナが世界のテニス界に与える影響
今、スポーツ界が、新型コロナウィルスによって、かつてないほどの危機に直面している――。それはプロテニスの世界も同様だ。
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テニス
錦織圭は、2020年を復活の年にすることができるか、それとも……!?
錦織圭が、日本代表に帰って来た――。 長年日本のエースとして活躍してきた錦織が、日本代表チームに合流するのは、2016年9月以来3年半ぶりのことだ。世界のトップ10で活躍していた錦織は、ワールドプロテニスATPツアーでの個人戦と、男子テニス国別対抗戦・デビスカップでの団体戦との両立を、ただでさえタイトなスケジュールの中では実現するのが厳しいため、デビスカップの参戦を辞退してきた。