全豪オープン時のナダル
ナダル 難敵下し3度目Vへ前進
男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は28日、シングルス1回戦が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク30位のM・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで下し、3度目の優勝へ前進した。 この日、ナダルはズベレフに1度もブレークを許さず2度のブレークに成功。1時間17分で勝利を手にした。 ナダルは今回の勝利で、ズベレフとの対戦成績を2連勝とした。 2回戦では、P・ロレンジ(イタリア)と対戦する。ロレンジは同日の1回戦でルー・イェンスン(台湾)を逆転で下しての勝ち上がり。 世界ランク6位のナダルは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を飾る活躍を見せた。 アビエルト・メキシコ・テルセルにはサーフェスがクレーだった2005・2013年に続く3度目の出場で、過去ではいずれも優勝を飾っている。 一方、敗れた29歳のズベレフは、今年の全豪オープン4回戦で世界ランク1位のA・マレー(英国)を破る大金星をあげ、四大大会初のベスト8進出を果たした。A・ズベレフ(ドイツ)の実の兄で、ネットプレーを得意としている。
全豪オープン時のナダル