全豪OP時の西岡良仁
西岡良仁 ソック破る番狂わせ
男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は28日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク86位の西岡良仁が第7シードのJ・ソック(アメリカ)を3-6, 6-2, 6-1の逆転で破る番狂わせを起こし、初戦突破を果たした。 この日、西岡はソックの鋭いショットに対応出来ず第1セットを落とすも、続く第2セットではソックの隙を逃さず2度のブレークに成功し、セットカウント1-1に。 その後、流れを掴んだ西岡は2度ブレークして引き離し、勝利を手にした。 2回戦では、世界ランク79位のJ・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。 西岡は今大会の予選から出場し、予選1回戦でT・カムケ(ドイツ)、予選2回戦でR・ハリソン(アメリカ)を下して本戦入りを決めた。 今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、メンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)、デルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)、そしてアビエルト・メキシコ・テルセルと4大会連続で初戦を突破している。 一方、敗れたソックは前週のデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)で今季2勝目をあげ、現在世界ランキングを自己最高の18位としている。
全豪OP時の西岡良仁