2回戦敗退の波乱に見舞われたフェデラー
波乱 フェデラー2回戦敗退
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は1日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)は世界ランク116位のE・ドンスコイ(ロシア)に6-3, 6-7 (7-9), 6-7 (5-7)の逆転で敗れる波乱に見舞われた。 この日、フェデラーは12本のサービスエースを決めたが、予選勝者のドンスコイの勢いを止めることが出来ず、2時間2分で敗れた。 フェデラーは今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制し、7年ぶり5度目の優勝を果たしていた。 ドバイ・テニス選手権では2003・2004・2005・2007・2012・2014・2015年に優勝しており、今大会では2年ぶり8度目の優勝を狙っていた。 一方、フェデラーを破る金星をあげたドンスコイは、準々決勝で第7シードのL・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは2回戦で予選勝者のM・コピル(ルーマニア)をストレートで下しての勝ち上がり。 この日、その他のシード勢では第1シードのA・マレー(英国)と第4シードのG・モンフィス(フランス)が順当に8強へ進出したが、第5シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)は2回戦で姿を消した。 また、前日には第2シードのS・ワウリンカ(スイス)が初戦敗退の番狂わせが起きていた。
2回戦敗退の波乱に見舞われたフェデラー