宿敵デルポを下したジョコビッチ
ジョコ 宿敵デルポに逆転勝ち
男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は1日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク32位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を4-6, 6-4, 6-4の逆転で下してベスト8へ進出し、昨年のリオデジャネイロ・オリンピックのリベンジを果たした。 第1セット、ジョコビッチは第5ゲームでデル=ポトロにブレークされたが、第6ゲームでブレークバックに成功。しかし、デル=ポトロにフォアハンドウィナーを決められ、第9ゲームで2度目のブレークを許してこのセットを落とす。 続く第2セットではジョコビッチが2度ブレークし、セットカウント1-1に追いつく。 その後、ファイナルセットでも接戦を繰り広げる両者だったが、最後はジョコビッチが世界ランク2位の意地を見せつけ、勝利を決めた。 ジョコビッチは昨年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)1回戦でデル=ポトロに6-7 (4-7), 6-7 (2-7)のストレートで敗れた雪辱を晴らし、対戦成績は12勝4敗となった。 準々決勝では、第6シードのN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。 今シーズンはカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で優勝したが、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦で敗れる大波乱に見舞われた。
