大苦戦も4強入りを果たしたマレー
マレー大苦戦 7本のMPしのぐ
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのA・マレー(英国)は世界ランク29位のP・コールシュライバー(ドイツ)に大苦戦するも7本のマッチポイントをしのぎ、6-7 (4-7), 7-6 (20-18),6-1の逆転で勝利。辛くもベスト4進出を果たした。 この日、第1セットを落とした王者のマレーは、第2セットでマッチポイントを握られる。この崖っぷちの場面で激しいラリー戦からドロップショットを決めるなどでタイブレークを制し、ファイナルセットでは2度ブレークして2時間54分の激闘に終止符を打った。 準決勝では、第7シードのL・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは準々決勝で予選勝者のE・ドンスコイ(ロシア)をフルセットで下しての勝ち上がり。 今大会はシード勢が早期敗退を喫しており、第2シードのS・ワウリンカ(スイス)と第8シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)は初戦で姿を消し、第3シードのR・フェデラー(スイス)、第5シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)は2回戦で敗退した。
大苦戦も4強入りを果たしたマレー