全豪オープン時のサム・クエリー
クエリー 昨年Vティエム破る
男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は2日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク40位のS・クエリー(アメリカ)が昨年覇者で第4シードのD・ティエム(オーストリア)を6-1, 7-5のストレートで破り、2年連続のベスト4進出を果たした。 2回戦で第5シードのD・ゴファン(ベルギー)、準々決勝でティエムのシード2選手を破ったクエリーは、準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードのN・キリオス(オーストラリア)の勝者と対戦する。 昨年のアビエルト・メキシコ・テルセルでは錦織圭らを下して4強入り。その時は準決勝でティエムにストレートで敗れたが、今回の勝利でリベンジした。 29歳のクエリーは、昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)3回戦でジョコビッチを破る活躍を見せた。 一方、前週のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)を制したティエムは、2週連続のタイトル獲得とはならなかった。 また、同日の準々決勝では予選から勝ち上がった西岡良仁が第2シードのR・ナダル(スペイン)に善戦するも、ストレートで敗れてベスト4進出とはならなかった。
全豪オープン時のサム・クエリー