ジョコ 厳しい組み合わせに
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は7日、シングルスの組み合わせが発表され、4連覇と6度目の優勝を狙う第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は初戦の2回戦で、K・エドモンド(英国)とG・エリアス(ポルトガル)の勝者と対戦することが決まった。 上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で前週のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でも第31シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、4回戦では同大会準々決勝で敗北を喫した第15シードのN・キリオス(オーストラリア)と対戦する厳しい組み合わせとなった。 さらにベスト8へ進出しても、準々決勝では第5シードのR・ナダル(スペイン)か今年の全豪オープンを制した第9シードのR・フェデラー(スイス)と顔を合わせる可能性がある。 今シーズン、ジョコビッチはカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で優勝する好スタートを切ったが、続く全豪オープンでは2回戦で姿を消した。 BNPパリバ・オープンは2008年に初優勝、その後は2011・2014・2015・2016年にタイトルを獲得している。 今大会はグランドスラムに次ぐグレードの大会「ATPマスターズ1000」で、第1シードは初優勝を狙うA・マレー(英国)、第2シードはジョコビッチ、第3シードはS・ワウリンカ(スイス)、第4シードは錦織圭、第5シードはナダル、第6シードはM・チリッチ(クロアチア)、第7シードはJW・ツォンガ(フランス)、第8シードはD・ティエム(オーストリア)、第9シードはフェデラーで、シード32選手は1回戦免除のため2回戦から登場する。
第2シードで出場のジョコビッチ