2017年2月3日、西武の春季キャンプ視察に訪れた小久保裕紀監督は、右足首のケガから回復が遅れている日本ハムの大谷翔平を出場登録選手から外すと記者団に明言した。

 1月31日に日本ハムの栗山監督が、「大谷が投手として出場することは難しい」と明かした後に、大谷本人が翌日に会見し、「投げるつもりでここまでがんばってきたけど、3月7日には時間が足りない」とコメントしていた。これを受けた小久保監督は打者としても大谷の招集を断念し、近日中に追加で先発投手を招集することにした。

【小久保裕紀】1971年10月8日、和歌山県出身。1993年に青山学院大からドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンクホークス)に入団し、通算413本の本塁打を記録した長距離打者として活躍。2012年に現役を引退。2013年10月、野球日本代表の監督に就任し、ワールド・ベースボール・クラシック優勝を目指している。


VictorySportsNews編集部