全豪OP時の西岡良仁
西岡良仁 予選の雪辱晴らす
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーの西岡良仁が世界ランク158位のE・イメル(スウェーデン)を6-4, 6-1のストレートで下し、予選の雪辱を晴らして初戦突破を決めた。 この試合、ロングラリーが続く接戦となるも、西岡が2度のブレークに成功し第1セットを先取。勢いに乗った西岡は第2セットで4ゲームを連取すると、その後もイメルに挽回を許さず、勝利を手にした。 両者は今大会の予選決勝で対戦し、その時はイメルがストレートで勝利して本戦出場を手にした。西岡は、本戦出場者に欠場が出たためラッキールーザーで本戦入りとなった。 2回戦では、2回戦で第19シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。 現在21歳の西岡は、前週のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)準々決勝でR・ナダル(スペイン)に敗れるも互角の打ち合いを披露。その後の世界ランキングでは自己最高の70位を記録した。 その他の日本勢では錦織圭が第4シードで出場しており、初戦の2回戦で世界ランク41位のD・エヴァンス(英国)と同82位のD・ブラウン(ドイツ)の勝者と対戦する。
全豪OP時の西岡良仁