初戦突破を果たしたカチャノフ
マスターズ1000で初勝利
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク52位のK・カチャノフ(ロシア)が元世界ランク5位のT・ロブレド(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで下して初戦突破を果たし、グランドスラムに次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初勝利をあげた。 この日、12本のサービスエースを決めて1時間12分で勝利したカチャノフは、2回戦で第11シードのD・ゴファン(ベルギー)と対戦する。 昨年の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)でツアー初優勝を果たした現在20歳のカチャノフは直近の4大会で初戦敗退を喫していたが、この日で連敗をストップさせた。 一方、敗れたロブレドは世界ランキングで2006年に5位を記録。これまでツアー12大会で優勝しているが、現在の世界ランキングは471位まで落としている。 同日の1回戦ではラッキールーザーの西岡良仁が世界ランク158位のE・イメル(スウェーデン)を6-4, 6-1ストレートで破り、初戦突破。 今年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)決勝で錦織圭を下して優勝したA・ドルゴポルフは、V・トロイキ(セルビア)に6-1, 6-4のストレートで勝利し、2回戦へ駒を進めた。
初戦突破を果たしたカチャノフ