ラケットを破壊したハリソン
2ポイント連続でラケット破壊
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク45位のR・ハリソン(アメリカ)は同67位のD・ズムル(ボスニア)に4-6, 6-3, 5-7のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。 この日、ファイナルセットの第12ゲームで40-40からポイントを取られたハリソンは、ベンチに置いてあったラケットを破壊し、怒りをあらわにした。さらに、ズムルにマッチポイントを決められると持っていたラケットも折り、2時間10分でコートを去った。 今年のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)でツアー初優勝を果たした24歳のハリソンは、BNPパリバ・オープンで2011・2012年にベスト16へ進出していた。 一方、勝利したズムルは、2回戦で第22シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。 24歳のズムルは、前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード 、ATP500)1回戦でS・ワウリンカ(スイス)を破る金星をあげている。
ラケットを破壊したハリソン