錦織と対戦するエヴァンス
錦織 初戦は世界41位と対戦
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、D・エヴァンス(英国)がD・ブラウン(ドイツ)を6-1, 6-1のストレートで下した。この結果、第4シードの錦織は初戦の2回戦で世界ランク41位のエヴァンスと対戦することが決まった。 両者は今回が3度目の対戦で、1勝1敗。2013年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦では錦織がストレートで敗れている。 26歳のエヴァンスは今シーズン好調で、1月のアピア国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)でツアー初の決勝進出。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではM・チリッチ(クロアチア)らを下して四大大会初のベスト16強入りを果たした。世界ランキングの自己最高は現在の41位。 今大会はシード32選手が1回戦免除のため2回戦から登場の錦織は、BNPパリバ・オープンに7年連続9度目の出場。 上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第25シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)、4回戦で第14シードのL・プイユ(フランス)か第23シードのS・クエリー(アメリカ)、準々決勝で第6シードのチリッチと対戦する組み合わせ。昨年は準々決勝でR・ナダル(スペイン)にストレートで敗れた。
錦織と対戦するエヴァンス