BIG4の3選手が複で勝利
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、ダブルス1回戦が行われ、R・ナダル(スペイン)/ B・トミック(オーストラリア)組がP・カレノ=ブスタ(スペイン)/ J・ソウザ(ブラジル)組を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで下して2回戦進出を果たした。 また、この日はナダルの他にBIG4からA・マレー(英国)とN・ジョコビッチ(セルビア)もダブルスの1回戦に登場。 D・エヴァンス(英国)とペアを組んだマレーは第5シードのF・ロペス(スペイン)/ M・ロペス(スペイン)組に6-3, 1-6 [10-6]のフルセット、V・トロイキ(セルビア)とペアのジョコビッチはR・ボパンナ(インド)/ P・クエバス(ウルグアイ)組に2-6, 6-3 [10-7]の逆転で勝利して2回戦へ進出した。 今大会のシングルスにマレーは第1シード、ジョコビッチは第2シード、ナダルは第5シードで出場。32シードの選手が1回戦免除のため2回戦から登場する。 初戦の2回戦で、大会初優勝を狙うマレーは予選勝者のV・ポスピシル(カナダ)、大会4連覇を狙うジョコビッチは世界ランク46位のK・エドモンド(英国)、4度目のタイトル獲得を目指すナダルは同145位のG・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。 BIG4の残る1人で、第9シードのR・フェデラー(スイス)は初戦で世界ランク81位のS・ロバート(フランス)と顔を合わせる。 マレー以外の3選手はボトムハーフに入っており、ナダルとフェデラーが4回戦、この2人の勝者とジョコビッチが準々決勝で対戦の可能性がある。 また、日本勢は第4シードの錦織圭とラッキールーザーの西岡良仁が出場。 2回戦で錦織は日本時間13日(現地時間12日)に世界ランク41位のエヴァンス、西岡は日本時間12日(現地時間11日)に第19シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
(左から)ナダルとトミック