初戦敗退を喫したマレー
波乱 マレーまさかの初戦敗退
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位のA・マレー(英国)は予選勝者で同129位のV・ポスピシル(カナダ)に4-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れる波乱が起きた。マレーが初戦で姿を消すのは2015年のシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)以来 約1年半ぶり。 今大会はシード勢が1回戦免除のため、マレーは2回戦が初戦だった。 この日、ポスピシルに3度のブレークを許したマレーは第1セットを落とす。続く第2セットでは、両者1度のブレークからタイブレークへ突入し、ポスピシルにマッチポイントを握られてから反撃に出るも挽回することは出来ず、1時間50分で敗れた。 今季、マレーは1月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で準優勝、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では4回戦で敗退を喫した。 その後、前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)決勝でF・ベルダスコ(スペイン)を下して今シーズン初優勝を飾り、今大会へ挑んでいた。 一方、勝利したポスピシルは3回戦で予選勝者のD・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは、同日の2回戦で第30シードのF・ロペス(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
初戦敗退を喫したマレー