快勝で3回戦進出を決めたズベレフ
19歳ズベレフ 快勝で3回戦進出
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第18シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク83位のF・バグニス(アルゼンチン)を7-6 (12-10), 6-3のストレートで下し、2年連続2度目の3回戦進出を果たした。 この試合、6本のサービスエースを放ったズベレフは、バグニスに1度もブレークのチャンスを与えず、1時間40分で勝利した。 3回戦では、第15シードのN・キリオス(オーストラリア)と世界ランク73位のH・セバリョス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。 19歳のズベレフはBNPパリバ・オープンに、予選出場を含め今年で3度目の出場。昨年は4回戦進出を果たしたが、R・ナダル(スペイン)に7-6 (10-8), 0-6, 5-7の逆転で惜しくも敗れた。 今季は、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦に進出。続く南フランスオープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)でキャリア2度目のタイトルを獲得し、2月13日発表のATP世界ランキングでは自己最高の世界ランク18位を記録するなど上々な滑り出しをみせた。 しかし、その後のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、 ATP500)とオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)では2大会連続で初戦敗退を喫していた。 また、今大会は第1シードのA・マレー(英国)や第7シードのJW・ツォンガ(フランス)が初戦の2回戦で敗れる波乱に見舞われている。
快勝で3回戦進出を決めたズベレフ