初戦敗退を喫したチリッチ
錦織に追い風 チリッチら敗退
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、ボトムハーフのシングルス2回戦が行われ、第4シードの錦織圭と同ブロックの第6シードのM・チリッチ(クロアチア)と第23シードのS・クエリー(アメリカ)が初戦で敗退した。 今大会はシード勢が1回戦免除のため、2回戦からの登場。 この日、世界ランク7位のチリッチは同136位のT・フリッツ(アメリカ)に6-4, 5-7, 4-6、同26位のクエリーは同60位のD・ヤング(アメリカ)に3-6, 6-3, 3-6で敗れ、初戦の2回戦で姿を消した。 ボトムハーフの上半分に位置する錦織が順当に勝ち進んだ場合、4回戦でクエリー、準々決勝でチリッチと対戦する可能性があった。 初戦の2回戦で世界ランク41位のD・エヴァンス(英国)を6-3, 6-4のストレートで下して5年連続5度目の3回戦進出を決めた錦織は、ベスト16進出をかけて第25シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。 また、第32シードのM・グラノジェルス(スペイン)も同日の2回戦で世界ランク53位のM・ジャジーリ(チュニジア)に5-7, 3-6のストレートで敗れた。 その他では第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのR・ナダル(スペイン)、第9シードのR・フェデラー(スイス)、第12シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第14シードのL・プイユ(フランス)、第15シードのN・キリオス(オーストラリア)、第18シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第31シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)らが3回戦へ駒を進めた。
初戦敗退を喫したチリッチ