初戦突破を果たしたデル=ポトロ
股抜き決めて観客から大歓声
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第31シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が同胞のF・デルボニス(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで下して初戦突破を果たし、4連覇を狙う第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)との3回戦へ駒を進めた。 この日、デル=ポトロはスーパーショットを披露し、観客を沸かせた。 第1セットの第5ゲームでデル=ポトロはネットに出たが、デルボニスにロブを打たれベースラインへ戻された。この場面でデルボニスの頭上を越す股抜きのロブショットを決めて、観客からは大歓声が湧き上がった。 その後も2013年のBNPパリバ・オープン ファイナリストのデル=ポトロが試合を通して11本のサービスエースを叩きつけ、1時間51分でデルボニスを振り切った。 3回戦で対戦するジョコビッチとは今回が17度目で、4勝12敗と負け越している。2013年のBNPパリバ・オープン準決勝ではデル=ポトロが逆転で勝利した。
初戦突破を果たしたデル=ポトロ