逆転負けを喫したディミトロフ
惜敗 MP4本握るも逆転負け
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第12シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)は第17シードのJ・ソック(アメリカ)に6-3, 3-6, 6-7 (7-9)の逆転で敗れ、大会初のベスト16進出とはならなかった。 25歳のディミトロフは、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で錦織圭を破り優勝、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4へ進出、さらにソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)で今季2勝目をあげた。 ABNアムロ 世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、 ATP500)の準々決勝で敗れるまで17連勝するなど好調のディミトロフは、ソックとの3回戦で4本のマッチポイントを握り勝利まであと一歩に迫ったが、最後はフォアハンドがラインを割り2時間26分で惜敗した。 2年ぶり2度目のベスト16進出を果たしたソックは、4回戦でノーシードのM・ジャジーリ(チュニジア)と対戦する。 同日の3回戦では第4シードの錦織圭が第25シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)に快勝し、3年連続の16強入り。4回戦では、世界ランク60位のD・ヤング(アメリカ)と対戦する。
逆転負けを喫したディミトロフ