握手を交わすフェデラーとソック
首にボール直撃で苦笑い
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準決勝が行われ、第9シードのR・フェデラー(スイス)が第17シードのJ・ソック(アメリカ)を6-1, 7-6 (7-4)のストレートで下し、2年ぶりに決勝進出を果たした。 この日、第1セットを先取したフェデラーは、第2セットの第10ゲームでネットに出るソックに向けてバックハンドのストロークを放った。しかし、ボールがネットに触れて軌道が変ってしまい、ソックの首に当たってしまうハプニングが起きた。フェデラーは左手をあげて謝り、苦笑いを浮かべていた。 その後のタイブレークは最後ソックのバックハンドがネットにかかり、フェデラーが1時間14分で勝利。決勝で第3シードのS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。 両者は今回が23度目の対戦で、フェデラーの19勝3敗。ワウリンカが最後に勝利したのは、2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝が最後で、現在3連敗中。 今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制したフェデラーは今大会も好調で、1セットも落とさずに5年ぶり5度目の優勝に王手をかけている。
握手を交わすフェデラーとソック