全国選抜高校 組み合わせ決定
高校日本一を決める、第39回全国選抜高校テニス大会は20日、組み合わせ抽選が行われ、21日から始まる男女団体戦の対戦カードが決定した。 20日は開会式も行われる予定だったが雨による悪天候の影響で、21日の9時から(博多の森テニス競技場室内コート)に延期となった。 組み合わせ抽選会は各地区優勝校から順にキャプテンが抽選箱から番号を引き、最後にシード4校が1回戦免除となるドロー表の四隅の抽選を行う方式で、男子から女子の順番に行われた。 今大会、男子のシード校は秀明八千代(千葉)・名経大市邨(愛知)・相生学院(兵庫)・高松北(香川)、選手宣誓校は熊本工(熊本)、補欠校は東洋大牛久(茨城)。 相生学院(兵庫)主将の平川暉人 女子のシード校は山村学園(埼玉)・愛知啓成(愛知)・相生学院(兵庫)・柳川(福岡)で、選手宣誓校は八代白百合(熊本)、補欠校は函館白百合学園(北海道)で、出場校は男女それぞれ48校となっている。 野田学園(山口)主将の稲葉あす果 今大会は21日から25日に団体戦、23日から26日に個人戦が行われる。団体戦はダブルス2本、シングルス3本の計5試合のうち3勝した高校が勝ち上がる。 組み合わせ抽選に参加した各校の主将と監督 個人戦はシングルスのみで、各出場校のナンバー1に登録された選手が出場資格を得られ、自校の団体が終了した時点から出場する変則型のトーナメント方式で行われる。(団体決勝に勝ち上がったチームのナンバー1選手は、個人の準決勝から出場する)個人戦の優勝者は全米オープン・ジュニアの予選出場資格が与えられる。 昨年の団体戦は、男子は湘南工科大(神奈川)、女子は野田学園(山口)が優勝。個人戦は、男子は菊地裕太(相生学院)、女子は清水映里(山村学園)がタイトルを獲得し、全米オープン・ジュニアの予選出場資格を手にした。
第39回全国選抜高校テニス大会