奈良くるみ 笑顔で本戦入り
女子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー）は２１日、シングルス予選決勝が行われ、予選第６シードの奈良くるみが元世界ランク４位のＦ・スキアボーネ（イタリア）を6-3, 6-0のストレートで破り、２年ぶり３度目の本戦入りを果たした。 ３６歳のスキアボーネは現在の世界ランキングを１４８位まで落としているが、２０１０年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）を制した実力者。これまでキャリア通算７大会で優勝している。 この日、スキアボーネに勝利した瞬間、ガッツポーズをつくり笑顔を見せた奈良は１回戦でＡ・コンタベイト（エストニア）と対戦する。マイアミ・オープンでは２０１５年に３回戦へ進出している。 同日の予選決勝では予選第１０シードの尾崎里紗もストレート勝ちし、大会初の本戦入りを決めた。１回戦ではＬ・キリコ（アメリカ）と顔を合わせる。 また、大坂なおみは初戦でＫ・クコバ（スロバキア）をストレートで下し、２年連続の２回戦進出を果たした。
本戦入りを果たした奈良くるみ