女子ジュニア支援 目指せTOP10
株式会社富士薬品は22日、さいたま市の富士薬品本部で行われた結団式にてテニス界のトップジュニアの海外遠征をサポートするプロジェクト「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」をスタートすると発表した。 このプロジェクトでは、「世界で活躍するトップアスリートを育成し、世界ランキングトップ10入りする選手を輩出する」、「日本テニス界の底上げと、日本におけるテニスの普及、発展に大きく貢献する」などの方針のもと、毎年12歳の女子選手を2名選抜し、14歳までの3年間を支援する。 国内を9地域(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州沖縄)に分けて各地で予選を行い、上位選手が決勝大会へ進出。その中から成績優秀者2名を選抜。 選抜選手はヨーロッパ・アメリカを中心に毎年4カ月程度の海外遠征を行い、遠征をする上で必要な交通費及び現地での交通費、宿泊費、食費代等を富士薬品が負担する。 富士薬品社長の高柳昌幸氏は今回のプロジェクトについて「特にジュニア時代の、まだまだサポートが行き届いていないところで、(各年代)2人ずつですけど細く長くつなげてやっていけたらと。10年以上はやっていきたい」と話した。 富士薬品とスポンサー契約を結んでいる奈良くるみやCMイメージキャラクターの松岡修造氏からも、今回のプロジェクトに参加するジュニアへ向けて応援メッセージが届けられた。 昨年11月に選抜メンバーを決める大会が実施され、12歳から14歳の各年代2名ずつ計6人が選出されている。 プログラムメンバーは以下の通り。 【TEAM2003】(14歳) 池田涼子(イケダ リョウコ) 齋藤優寧(サイトウ ユウナ) 【TEAM2004】(13歳) 光崎澪(コウザキ ミオ) 宮川このみ(ミヤカワ コノミ) 【TEAM2005】(12歳) 小林杏菜(コバヤシ アンナ) 木河優(キカワ ユウ) ※木河優は3月22日現在で11歳
富士薬品社長とプロジェクトメンバー