ストレートで敗れたサファロバ
土居撃破の元5位 決勝ならず
女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/台北、ハード、WTAインターナショナル)は4日、シングルス準決勝が行われ、元世界ランク5位のL・サファロバ(チェコ共和国)はS・ペン(中国)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。 この日、サファロバはブレークのチャンスを9度握るも、1度しか活かすことができず、1時間21分で敗れた。 今大会、サファロバは1回戦でA・クルニッツ(セルビア)、2回戦で第4シードのA・セバストバ(ラトビア)、準々決勝で第6シードの土居美咲を、それぞれストレートで破って勝ち上がっていた。 2015年に世界ランク5位まで上り詰めた実力者のサファロバは、現在同55位。2002年にプロ転向してから、シングルスでこれまで7度のタイトルを獲得している。 全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は、シングルスでは2回戦で敗退したが、B・マテック=サンズ(アメリカ)とペアを組んで出場したダブルスでタイトルを獲得し、ダブルスの世界ランキングで2位に浮上した。 一方、勝利したペンは、決勝で第1シードのE・スイトリナ(ウクライナ)とM・ミネッラ(ルクセンブルグ)の勝者と対戦する。昨年の天津オープン(中国/天津、ハード、WTAインターナショナル)に続く、キャリア2勝目を狙う。
ストレートで敗れたサファロバ