ロジャーズ・カップ時のアンダーソン
錦織 初戦は元世界10位と
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は22日、シングルス1回戦が行われ、K・アンダーソン(南アフリカ)が予選勝者のD・ラヨビッチ(セルビア)に6-2, 7-5のストレートで勝利。この結果、第2シードの錦織圭は初戦の2回戦で、元世界ランク10位のアンダーソンと対戦することが決まった。 今大会は32シードの選手が1回戦免除のため2回戦から登場の錦織は、アンダーソンに2勝1敗と勝ち越しており今回が4度目の対戦。 30歳のアンダーソンは怪我の影響で現在の世界ランキングを74位まで落としているが元トップ10の実力者で、203センチの長身から繰り出すサービスと強力なストロークを武器としている。 一方、グランドスラムに次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で自己最高の第2シードで出場の錦織は、昨年のマイアミ・オープンで決勝進出。その時はN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、惜しくもマスターズ初優勝とはならなかった。 上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第25シードのF・ベルダスコ(スペイン)、4回戦で第15シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、準々決勝で第7シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する組み合わせの錦織は、20日に発表された世界ランキングで自己最高タイの4位へ返り咲いている。 また、同日の1回戦では世界ランク58位の西岡良仁が同79位のJ・トンプソン(オーストラリア)を逆転で破り、第13シードのJ・ソック(アメリカ)との2回戦へ駒を進めている。
ロジャーズ・カップ時のアンダーソン