世界ランク15位のクヴィトバ
強盗事件から3カ月 近況報告
自宅でナイフを持った強盗に襲われ、利き手の左手に重傷を負った女子テニスで世界ランク15位のP・クヴィトバ(チェコ共和国)は22日に自身のインスタグラムを更新し、現在の怪我の状況や心境を明かした。 「時が流れるのは早いもので、皆さんへご挨拶したいと思っていました。あの事件からすでに丸3カ月が過ぎました。一生懸命治療に努めていることをお知らせします」 これまでキャリア通算19大会で優勝し、グランドスラムでは2011・2014年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した元世界ランク2位のクヴィトバは「いつコートへ戻れるかは分かりません。でも、テニスが大きなモチベーションになっているのは確かで、こうしてテニスから離れている間に自分がどれほどチャレンジすることが好きかを再認識しました」と綴った。 「人生の展望は大きく変わりました。コートへ戻る第2のチャンスを得るために、出来る限りのことをしています。ずっと応援していてくれていることに感謝しています。そして、またすぐに皆さんと会えると願っています」 クヴィトバが最後に公式戦へ出場したのは、2016年に行われた国別対抗戦のフェドカップ決勝戦 チェコ共和国 対 フランス(フランス/ストラスブール、室内ハード)。 2017年は1月のホップマン・カップ(オーストラリア/パース、ハード)に出場予定だったが、事件が起きる前に右足の疲労骨折のため欠場していた。
世界ランク15位のクヴィトバ