初戦敗退続き再びスランプか
女子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー）は２２日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク５６位のＥ・ブシャール（カナダ）は同９１位のＡ・バーティ（オーストラリア）に4-6, 7-5, 3-6のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。 ブシャールは２０１４年のウインブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で準優勝を飾り、同年の世界ランキングで５位を記録。その後はスランプに陥ったが、２０１６年にはツアー２大会で決勝へ進出する活躍を見せた。 今年のアピア国際（オーストラリア/シドニー、ハード、WTAプレミア）でベスト４進出。全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では３回戦へ進出するなど好調に見えたが、今大会を含めて３大会連続で初戦敗退を喫している。 一方、今年のALYA マレーシア・オープン（マレーシア/クアラルンプール、ハード、インターナショナル）決勝で日比野菜緒を下してツアー初優勝を果たしたバ－ティは、２回戦で第１４シードのＳ・ストーサー（オーストラリア）と対戦する。 同日の１回戦では予選勝者の尾崎里紗が大会初勝利をあげて２回戦へ進出したが、土居美咲と予選を勝ち抜いた奈良くるみは敗れた。 また、大坂なおみは前日に初戦を突破し、２回戦で第３シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）と対戦する。
(左から)バーティとブシャール