崖っぷちで雨天順延となったヴェスニナ
前週覇者 崖っぷちで雨天順延
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー)は23日、第13シードのE・ヴェスニナ(ロシア)と主催者推薦で出場のA・トムヤノヴィッツ(クロアチア)のシングルス2回戦が行われていたが、ヴェスニナから6-3, 4-6, 3-5の15-15と崖っぷちのところで雨天により翌日へ順延となった。 この日、ヴェスニナは第1セットを先取するも、続く第2セットからトムヤノヴィッツに流れが傾きはじめ、ファイナルセットでもリードを許したまま第9ゲームへ突入。15-15となった時点で雨により中断し、回復が見込めずに順延となった。 この試合の勝者は、3回戦でL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。サファロバは、同日の2回戦で第23シードのD・ガブリロワ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。 世界ランク13位のヴェスニナは、前週行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)で同2位のA・ケルバー(ドイツ)や今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準優勝者のV・ウィリアムズ(アメリカ)らを破って今季初、キャリア通算3勝目をあげた。 日本勢は、大坂なおみと予選勝者の尾崎里紗が2回戦進出、土居美咲と予選を勝ち抜いた奈良くるみは1回戦敗退となった。
崖っぷちで雨天順延となったヴェスニナ