柳川 野田学下し16年ぶり決勝
高校日本一を決める、第39回全国選抜高校テニス大会(福岡・博多の森テニス競技場/砂入り人工芝)は大会4日目の24日、女子団体準決勝が行われ、柳川(福岡)が昨年優勝の野田学園(山口)を3-0で破り、16年ぶりとなる決勝進出を果たした。 この試合、柳川はシングルス1の宮原三奈が稲葉あす果とのストローク戦を制し、ストレートで勝利する好スタートを切った。続くシングルス2の松本妃那は、倉橋奈摘をフルセットで振り切って決勝進出に王手をかける。 柳川のダブルス1、渡邉千桂/ 東佑希乃組は川本七菜/ 桐山陽菜組と対戦。渡邊/ 東組がフルセットの接戦を制し、決勝進出を決めた。 25日の決勝では、相生学院(兵庫)と対戦する。相生学院は、同日の準決勝で白鵬女子(神奈川)を3-0で破っての勝ち上がり。 野田学園の稲葉あす果 柳川の宮原三奈 【柳川 3-0 野田学園】 [シングルス1] 宮原三奈 7-5, 6-4 稲葉あす果 [ダブルス1] 渡邉千桂/ 東佑希乃 6-3, 1-6, 6-4 川本七菜/ 桐山陽菜 [シングルス2] 松本妃那 6-4, 1-6, 6-0 倉橋奈摘 [ダブルス2] 草野京香/ 小池真優 5-1打ち切り 山口みやび/ 川向萌々夏 [シングルス3] 松葉朋夏 0-1打ち切り 加藤梨々子 今大会は21日から25日に団体戦、23日から26日に個人戦が行われる。団体戦はダブルス2本、シングルス3本の計5試合のうち3勝した高校が勝ち上がる。 個人戦はシングルスのみで、各出場校のNo.1に登録された選手が出場資格を得られ、自校の団体が終了した時点から出場する変則型のトーナメント方式で行われる。(団体決勝に勝ち上がったチームのNo.1選手は、個人の準決勝から出場する)個人戦の優勝者は全米オープン・ジュニアの予選出場資格が与えられる。 昨年の団体戦は、男子が湘南工大附(神奈川)、女子は野田学園が優勝を飾った。
柳川の(左から)東佑希乃と渡邉千桂