左膝の負傷で途中棄権の西岡
西岡良仁 左膝負傷で途中棄権
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク58位の西岡良仁は第13シードのJ・ソック(アメリカ)と対戦したが、左膝の負傷により第1セットのゲームカウント4-2の時点で途中棄権を申し入れ、2年連続の3回戦進出とはならなかった。 この試合、第1セットの第4ゲームでソックのサービスゲームをブレークした西岡は、続く第5ゲームでボールを追いかけた際に左膝を負傷。トレーナーの治療を受けてプレーを続行させたが、雨により第7ゲームで試合が中断。その後、西岡は棄権した。 今年のアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)1回戦ではソックに勝利しており、今回の敗戦で1勝1敗となった。 21歳の西岡は今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のベスト16進出を果たす活躍を見せ、今大会の1回戦では世界ランク79位のJ・トンプソン(オーストラリア)に逆転勝ちして2回戦へ駒を進めていた。 一方、ソックは3回戦でJ・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦する。ヴェセリは2回戦で第19シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をフルセットで破っての勝ち上がり。 前週のBNPパリバ・オープンでマスターズ初のベスト4進出を果たしたソックは、大会後の世界ランキングで自己最高の17位へ浮上している。
左膝の負傷で途中棄権の西岡