初戦敗退を喫したディミトロフ
好調ディミトロフ 初戦敗退
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、第9シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)は世界ランク158位のG・ペラ(アルゼンチン)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れて初戦敗退を喫し、6年連続の3回戦進出とはならなかった。 今大会のシード勢は1回戦免除のため、ディミトロフは2回戦からの登場。 この日、ファーストサービスの確率を43パーセントと落としたディミトロフは、ペラに2度のブレークを許して第1セットを落とす。続く第2セットでは、2度のブレークチャンスを掴むも活かしきれず、両者サービスキープでタイブレークに突入。その後、ペラにリードを許すとその後挽回出来ず、1時間55分で敗れた。 昨年のマイアミ・オープン3回戦でA・マレー(英国)を逆転で破り16強入りを果たしていたディミトロフだったが、今回は初戦で姿を消すこととなった。 世界ランク13位のディミトロフは、シーズン開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で錦織圭を破り優勝。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初のベスト4進出を果たし、続くソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)で今季2勝目をあげるなど好調な滑り出しを見せていた。 一方、勝利したペラは3回戦でN・マウー(フランス)と対戦する。マウーは、同日の2回戦で第23シードのS・ジョンソン(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
初戦敗退を喫したディミトロフ