(左から)弟のアレクサンダーと兄のミーシャ
ズベレフ兄弟敗れ後なくなる
男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 ドイツ対ベルギー(ドイツ/フランクフルト、ハード)は4日、ダブルスが行われ、A・ズベレフ(ドイツ)/ M・ズベレフ(ドイツ)は、R・ベーメルマンス(ベルギー)/ J・ルール(ベルギー)に3-6, 6-7 (4-7), 6-4, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ、ドイツは1勝2敗で後がなくなった。 ドイツチームは、当初発表されていたメンバーに変更があり、J・シュトルフ(ドイツ)に代わりアレクサンダーが入って兄弟でのダブルスとなった。 弟のアレクサンダーは、19歳のシングルス世界ランク22位。N・キリオス(オーストラリア)や西岡良仁らと共に、男子テニス界の次世代を担う選手として「ネクスト・ジェネレーション」に選出されている期待の若手選手。 一方、兄のミーシャは現在29歳。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、得意のサーブ・アンド・ボレーを武器に、A・マレー(英国)らシード勢を破る快進撃を見せて初のベスト8に進出。1月30日に発表の世界ランキングでは、シングルスで自己最高の35位まで浮上した。 この日、ズベレフ兄弟は10本のダブルフォルトを犯すなどミスが目立ち、3度のブレークを許して3時間13分で敗れた。 3日に行われたシングルスでは、アレクサンダーは勝利したが、P・コールシュライバー(ドイツ)は敗れて1勝1敗としていた。 大会最終日の5日に行われるシングルス2試合では、アレクサンダーとS・ダルシス(ベルギー)、コールシュライバーとA・グレーフ(ベルギー)が対戦する。
(左から)弟のアレクサンダーと兄のミーシャ