(左から)フェデラーとティアフォー
フェデラー 期待の19歳下す
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、第4シードのR・フェデラー(スイス)が予選勝者のF・ティアフォー(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで下して初戦突破を果たし、11年ぶり3度目の優勝へ前進した。 この日、8本のサービスエースを叩きつけたフェデラーはファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得。第2セットでは2度のブレークに成功し、1時間12分で19歳の挑戦を振り切った。 3回戦では、第29シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)とR・ハーセ(オランダ)の勝者と対戦する。 35歳のフェデラーはマイアミで2005・2006年に優勝しており、2015・2016年は欠場。2014年は準々決勝で錦織圭に逆転負けした。 前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では1セット落とさない完璧な戦いを披露してキャリア通算90勝目をあげ、N・ジョコビッチ(セルビア)に並ぶ大会最多5度目の優勝を果たした。 フェデラーに敗れたティアフォーはアメリカ期待の若手で、今年のアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)1回戦では元世界ランク4位のデル=ポトロを追い詰める善戦を見せた。
(左から)フェデラーとティアフォー