2回戦で敗れた19歳のフリッツ
勝利目前でベテランに惜敗
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク126位のT・フリッツ(アメリカ)は第26シードのP・コールシュライバー(ドイツ)に5-7, 6-3, 6-7 (4-7)のフルセットで敗れ、初の3回戦進出とはならなかった。 この日、19歳のフリッツはファイナルセットで2度のブレークに成功し、第8・第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、勝利目前からベテランのコールシュライバーに反撃され、2時間31分で惜敗した。 フリッツは前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でM・チリッチ(クロアチア)らを破り、マスターズ初の3回戦進出。昨年のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)ではツアー初の決勝進出を果たし、錦織圭に敗れるも準優勝を飾った。世界ランキングは2016年8月に記録した53位。 一方、勝利したコールシュライバーは、3回戦で第5シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは2回戦でD・セラ(イスラエル)をストレートで下しての勝ち上がり。
2回戦で敗れた19歳のフリッツ