初の16強進出を果たした尾崎里紗
尾崎里紗16強 快進撃続く
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)は26日、シングルス3回戦が行われ、予選勝者で世界ランク87位の尾崎里紗が同47位のJ・ゴルゲス(ドイツ)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで破る快進撃を見せ、初のベスト16進出を果たした。 この試合、第1セットをタイブレークの末に先取した尾崎は、その後流れを掴んで3度のブレークに成功し、1時間49分で勝利した。 4回戦では、第1シードのA・ケルバー(ドイツ)か世界ランク61位のS・ロジャース(アメリカ)の勝者と対戦する。 尾崎は今大会、予選を勝ち抜き本戦入り。1回戦ではL・キリコ(アメリカ)を逆転で下して大会初勝利をあげ、2回戦では第16シードのK・ベルテンス(オランダ)を破って3回戦へ駒を進めていた。 今シーズンは、ホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTAインターナショナル)で予選を勝ち上がり、本戦では奈良くるみ、L・サファロバ(チェコ共和国)を破ってベスト8進出。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初の本戦ストレートインを果たすも、1回戦でS・エラーニ(イタリア)に敗れた。 その他の日本勢は大坂なおみ、土居美咲、奈良が本戦に出場するも、土居と奈良は初戦敗退、大坂は2回戦で敗れた。
初の16強進出を果たした尾崎里紗