史上6人目の『1試合70得点』を達成したデビン・ブッカー、セルティックスのジェイ・クロウダーの間に遺恨勃発
InstagramのNBAアカウント上で罵声の応酬 サンズのデビン・ブッカーが3月24日にTDガーデンで行なわれたセルティックス戦で、NBA史上6人目の『1試合70得点』を達成したのは既報の通り。試合後ソーシャルメディア上では、歴代2位の1試合81得点を記録したコービー・ブライアントらがブッカーに祝福メッセージを寄せたのだが、そこにセルティックスのジェイ・クロウダーが水を差した。 歴代最多の1試合100得点をマークした『ウィルト・チェンバレン・スタイル』を真似てブッカーが『70』と書かれた紙を手に持ち、サンズのチームメートと一緒に撮影された写真を『NBA』がInstagramに投稿すると、クロウダーが「負けた試合の後にここまで喜んでいる連中は今まで一度も見たことがない」とコメント欄に書き込んだ。 これに即反応したブッカーは、クロウダーのコメントに対して「お前じゃ俺を止められないからな」と返信した。 これで収まりがつかなくなったクロウダーは、さらにブッカーに返信。「お前のことじゃなくて、周りにいるヤツらのことを言っていたのに。まあいい、また来季にな!」と書き込んだ。 7??0?? NBAさん(@nba)がシェアした投稿 - 2017 3月 24 7:46午後 PDT 試合には130-120で勝ったセルティックスだが、クロウダーは、試合終盤サンズが故意にファウルを仕掛けて試合を止め、タイムアウトを使い切ってブッカーに点を取らせるやり方が気に入らなかったようだ。 しかし、記録は記録。どれだけポゼッションを与えられてもシュートを決める技量と気持ちの強さがなければ達成はできなかった大記録だけに、素直にブッカーを称えていればクロウダーの株も上がったはず。残念なのは、両チームの今シーズンの対戦がもう終わっていること。クロウダーに限らずセルティックスの面々が、自分たちを相手に大記録を打ち立てられたことにリベンジの気持ちを抱いてるはず。その気持ちが熱いうちに再戦の機会があれば良かったのだが、この続きは来シーズンに持ち越されることになった。
写真=Getty Images