錦織 準決勝までノーシード
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、ボトムハーフのシングルス3回戦が行われ、ボトムハームのシード勢での勝ち残りは第2シードの錦織圭、第5シードのR・ナダル(スペイン)、第13シードのJ・ソック(アメリカ)の3選手のみ。錦織は準決勝までノーシードの選手と対戦する組み合わせとなっている。 この日、第25シードのF・ベルダスコ(スペイン)との3回戦に臨んだ錦織は、フルセットにもつれる接戦を制して6年連続のベスト16進出を決めた。4回戦では世界ランク57位のF・デルボニス(アルゼンチン)と対戦する。 錦織と同ブロックのボトムハーフ下半分では、第7シードのM・チリッチ(クロアチア)、第11シードのL・プイユ(フランス)、第15シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第20シードのG・シモン(フランス)、第21シードのP・クエバス(ウルグアイ)、第30シードのJ・ソウサ(ポルトガル)が初戦の2回戦で敗退した。 また、ボトムハーフ上半分では、同日の3回戦でナダルが第26シードのP・コールシュライバー(ドイツ)に逆転で、ソックはJ・ヴェセリ(チェコ共和国)にストレートで勝利してベスト16進出を果たしたが、第3シードのM・ラオニッチ(カナダ)はハムストリングの負傷を理由に3回戦を棄権した。その他のシード選手はいずれも初戦の2回戦で姿を消している。 トップハーフでは、第6シードのD・ティエム(オーストリア)、第27シードのD・フェレール(スペイン)、第31シードのF・ロペス(スペイン)、第32シードのP・ロレンジ(イタリア)が初戦敗退を喫したが、第1シードのS・ワウリンカ(スイス)、第4シードのR・フェデラー(スイス)らその他のシード選手は順当に3回戦進出を果たしている。
6年連続16強入りの錦織