16強進出を果たしたフォニュイーニ
怒りでストリング殴って出血
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク77位のJ・シャーディ(フランス)を逆転で下してベスト16進出を果たした同40位のF・フォニュイーニ(イタリア)は、試合中に出血するハプニングに見舞われた。 この日、第1セットを落としたフォニュイーニは、第2セットの第3ゲームでブレークチャンスを握ったが活かせず、悔しさから自身のラケットのストリングを殴ってしまう。 その後もシャーディのサービスゲームをブレーク出来なかったフォニュイーニは、コートの後ろに設置されている音声マイクを蹴り、ラケットを地面に投げつけるなど怒りをあらわにした。 ベンチへ戻った際にはストリングを殴った右手の拳から出血しており、トレーナーから治療を受けた。 ここから息を吹き返したフォニュイーニは第2セットを取ると、ファイナルセットでは最後フォアハンドのウィナーを決めて、3-6, 6-4, 6-4のスコアで逆転勝ちした。 2014年以来2度目の16強入りをしたフォニュイーニは、4回戦でD・ヤング(アメリカ)と対戦する。
16強進出を果たしたフォニュイーニ