16年ぶりの優勝に前進したヴィーナス
ヴィーナス 16年ぶりVに前進
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)は27日、シングルス3回戦が行われ、第11シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が第7シードのS・クズネツォワ(ロシア)に6-3, 7-6 (7-4)のストレートで勝利して4年ぶり14度目のベスト16進出を果たし、16年ぶりの優勝に向けて前進した。 この試合、クズネツォワに1度もブレークポイントを与えずに第1セットを先取したヴィーナスは、第2セットでも数少ないチャンスをものにしてタイブレークを制し、1時間35分で勝利した。 4回戦では第1シードのA・ケルバー(ドイツ)と対戦する。両者は今回が7度目の対戦でヴィーナスの2勝4敗。ケルバーは同日の3回戦で尾崎里紗を6-2, 6-2のストレートで破っての勝ち上がり。 世界ランク12位のヴィーナスは、過去のマイアミ・オープンでは1998・1999・2001年にタイトルを獲得しており、2010年にも決勝進出を果たしている。しかし、昨年は初戦の2回戦でE・ヴェスニナ(ロシア)に敗れた。 また、妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)は左膝の故障によりBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア)の2大会を欠場しており、20日に発表された世界ランキングで1位の座をケルバーに明け渡した。
16年ぶりの優勝に前進したヴィーナス